帰ってきた萌語物語(どこにも行ってないというツッコミは受け付けません)
155 メリーポピンズオチにするかどうか迷いました。
萌神「『雨が降っているときに傘をささないで踊る人間がいてもいい。自由とはそういうことだ』という名言があるが、そんなこと言っていたら成り立たない萌えもある! その萌えは相合い傘!」
雄常「あー、あれか。人気あるよな」
萌神「お互いの吐息さえ聞こえてきそうなくらいの距離感! 当然触れあう肩と肩! 傘からはみ出した服に雨が当たり、見えるは濡れ透け肌と勝負下着! その場でおっぱじまるか物陰に連れ込むか、お好きな方を選べ!」
雄常「どっちも犯罪になるな。でもドキドキする気持ちは分かるな。近い距離にいるとどうしても意識しちゃうし」
萌神「ならば即座に実践しよう! ちょうど外は雨! 傘もある! 二人で出掛けて相合い傘を実感しようではないか! しかも私とお前なら身長差まである! アンバランスによって際立つ相合い傘を体験しよう!」
雄常「ちょうど買い物しなきゃならないものがあったし、出かけるのは別にいいぞ」
ロボ娘「その様なことは私がやります。もし風邪などひいてしまえば一大事ですロボ」
雄常「いや、ちょっと個人的な買いたいものだし、ロボ娘に頼むのも悪いからいいよ」
ロボ娘「……それでしたら私も同行します。雄常さんに迫りくる雨粒1滴とて当てはしません。全て弾いてご覧にいれましょうロボ」
萌兄「(ガラガラ)だったらボクも! 皆でお出かけするんでしょ! その傘の中にいれていれて!」
萌神「4 人で相合い傘とは! 押しくらまんじゅうもビックリぐらいの密着っプリだな! これは萌えるの間違い無し!」
雄常「童話『てぶくろ』と似た感じになるだけで萌えないと思う」
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