136 作者の実話入りです。
萌神「やはり図書室か……いつ出発する? 私も同行する」
萌兄「図書委院」
雄常「……えーと、どこにツッコミを入れるのが正解なんだろ? 花京院パロについて? 兄君がいつの間に家に入っていることについて? 漢字が違うことについて?」
ロボ娘「まとめて爆弾で吹き飛ばせば全て解決かと思いますロボ」
萌神「何でもかんでも暴力で解決しようとは、さてはお前頭悪いな? 本でも読んで頭を良くするがいい!」
ロボ娘「黙れ。お前に罵倒される覚えはない。それを受け入れるなら自爆した方がましロボ」
雄常「俺はロボ娘のこと頭がいい奴って思ってるぞ。だから自爆なんてしなくていいからな」
ロボ娘「あ、ありがとうございますロボ……」
萌神「こら! ラブコメしようとするな! 私の話を聞け! 図書委員は素晴らしいんだぞ! 学校の委員会の中でほぼ必ず存在するが、どうしても他と比べて地味になりがちだ!」
萌兄「しかしそれが故に、本性がむき出しになったときのギャップはたまらないんだ。冷たいクールな感じの人が、想い人の図書カードを見て懸想している様とか」
萌神「放課後2人っきり、図書室で作業していたときに触れ合う手と手で妙に意識してしまったりとか! そこで2人だけの秘密(意味深)を作ってしまったりとか! つまり最高だ!」
雄常「確かにそういう厳格な場所こそ何かしたくなるんだよな」
萌神「ならばお前もはまるかもしれん! 見ろ! 今の私は図書委員だ! 制服女子でメガネと三つ編みだ! どうだ可愛いだろ!」
雄常「うんうん。可愛いと思うぞ」
萌神「くははは! いい傾向だ! ならば追い討ちをかける! 図書委員故に本を読む姿を見せる! そして萌え萌えさせる!」
雄常「何の本なんだ? マンガとかじゃないよな?」
萌神「まさか! 今の私は図書委員だぞ! 堂々と本を読める立場! そんな中マンガなど読むわけない! 私が読む本はこれだぁ!」
つ拷問の歴史
雄常「そんなん教室で読んでる奴いたらドン引きするわ」
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