萌語物語season2(大層な名前がつきましたが、何も変わっていません)

番外編 一般人の認識

萌神「私は最近思うんだが」


雄常「うんうん」


萌神「お前一般人じゃないよな。むしろオタクじゃないか?」


雄常「俺が? それは無いと思いたいんだが……」


萌神「その割にお前はアニメに詳し過ぎる! これまでも何度かアニメや特撮の話をしたとき、それを理解していたぞ! 一般人がそんなにアニメに詳しいか!」


雄常「アニメや特撮の一つ二つくらい見たっておかしくないだろ。まわりとの会話をするためにも必要なことだし」


萌神「それを考慮してもお前はサブカルに詳しすぎる! 実はお前まだアニメを見ているんじゃないのか? 萌えをとっくの昔に理解してるんじゃないのか?」


雄常「いやあ、分かってないと思うんだが」


萌神「ならば雄常よ、質問する! 一言で答えろ! ガンダムとはどんな物語だ!?」


雄常「アムロとシャアが戦うはなしだな」


萌神「ならばエヴァンゲリオンは!?」


雄常「パチンコで有名だよな、あと綾波がかわいいってことでも」


ロボ娘「マクロスはどうです?」


雄常「……確か色々歌うんだよな」


萌神「コードギアス!」


雄常「……すまん、よく知らない」


ロボ娘「ダンバインは如何でしょう?」


雄常「推理作家、だったよな?」


萌神「エルガイム!」


雄常「フレディの話。あれは怖かった」


ロボ娘「ボトムズ」


雄常「アストラギウス銀河を二分するギルガメスとバララントの戦争は開始から百年以上が経過していて、開戦の理由などもはや誰にも分からなくなっていた。ギルガメス軍の兵士であるキリコ・キュービィーは戦争終結間近、味方の基地を襲撃する不可解な作戦に参加、そこで軍の最高機密を目撃してしまったことから軍に追われる身となる。町から街へ、星から星へ渡り歩くキリコはやがて陰謀の正体を知る様になり、さらに自分の出生の秘密を知るようになる」


萌神「なるほど、撤回しよう。お前は一般人だ」


雄常「分かってくれたなら何よりだ」


萌兄「(ガラガラ)いや、わけがわからないよ」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る