128 公式に性別は明言されていません
萌神「私は人間をやめるぞ! 雄常――!!」
雄常「そうか、神様だから人間じゃないとずっと思ってたけど、俺の勘違いだったのか」
萌神「ふっ、そんな悠長なこと言っていられるのも今の内だ! この萌えによってお前は痴態を晒すことになる! このモン娘萌えによって新世界に行くがいい!」
雄常「あーなるほど、そういう意味では人間やめるっていうのは間違いじゃないのか」
萌神「モン娘! 正式名称モンスター娘萌えとは、モンスターと少女をクロスさせたもの! 少女の見た目にモンスター的な外見が加わったもの!」
萌兄「(ガラガラ)例えばラミアやハーピーといったRPGゲームでおなじみのキャラなどが代表例かな。男だった場合にはワーウルフとかかな」
雄常「確かに最近その手の作品が増えて嬉しい、というのを地元の友人から聞いたな」
萌兄「ただこの萌えにも欠点はあるんだ、現実世界では存在できないことだね。さすがにファンタジー色が強すぎてしまい、プロの腕でなければそれらしく見えないんだ」
萌神「しかしそんなものはこの私の手にかかれば容易いもの! どんなモン娘だろうとなれるのよ! だから私は、これになる!」
萌神、体が発光する。
雄常「うお、まぶしっ」
萌神「ふははは、その悪ノリ、嫌いではないぞ! だからこそサービスしてやろう! 有名にして属性塗れのモン娘になってやろう!」
雄常「何になってくれるんだ?」
萌神「子持ちでありながら力持ちで空まで飛べる、怪獣の頂点に立ちながらも『シェー』というパロディネタを挟むという茶目っ気すら持つもの! 即ちゴジ……」
ロボ娘「そうか、ならばなった瞬間オキシジェンデストロイヤーを撃ってやろうロボ」
萌神「死んじゃう! 付近一帯の生物巻き込んで死滅するから! 何でそんなことしようとする!」
萌兄「簡単な話だよ! あの怪獣の二代目はオス! だけどなったのは幼女! つまりロボ娘くんはボクがやらなかったことを怒っているんだよ!」
雄常「違うと思う」
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