124 ガーターベルト萌え

萌神「ガーターベルトが何故欲情するのか、30字以内で証明できるか?」


ロボ娘「今すぐ黙るのと口を縫い合わせるのならばどちらを希望するロボ?」


萌神「質問を質問で返すなあーっ!! 疑問文には疑問文で答えろと学校で教えているのか? 私が『ガーターベルトの欲情』はと聞いているんだッ!」


雄常「落ち着けロボ娘。右腕をザ・ハンドにしちゃダメだ。それはまずい」


ロボ娘「……はいですロボ」


萌神「ま、ちょうど30字だったことは誉めよう! 偉いぞロボ娘!」


ロボ娘「お前にほめられても嬉しくないロボ」


萌神「ちなみに雄常にほめられたら?」


ロボ娘「……」


萌神「目が泳いでるなあ」


萌兄「(ガラガラ)だったら雄常くん、ボクを褒めてよ! 頭をなでてその手を少しずつ下の方へ、そのまま体を撫でて! そのままくんずほぐれつに突入してだね」


雄常「何がだったらなのかさっぱり分からない。それにしたいとも思わない」


萌神「ともあれ解説だ! ガーターベルトとはストッキングやらタイツやらがずり落ちるのを防ぐためにつけるもの! ルーズソックスの様にダルダルな靴下を悪く言うつもりは無いが、きちっとしている姿が美しいのも確かだ!」


萌兄「だったらボクから触るね! 背後から雄常くんを抱きしめるバックハグをしつつ、首筋にキスしていくね!」


ロボ娘「雄常さんお下がりください。こいつを排除しますロボ」


萌神「穿くのも、通気性も良くなるしで女性にもいいことあり! 男性にはまるで下着を見せられているかのように感じる! つまりこれはwin―win! もっと流行るべきだと私は主張したい!」


萌兄「ロボ娘くん! そこをどくんだ! 両想いの人を引き裂く権利は君には無いはずだ!」


ロボ娘「そんなに夢の世界にいたいなら永遠にいさせてやるロボ」(戦闘形態になりながら)


萌神「皆私の話を聞いてくれよー! ガーターベルトつけて見せてあげるからー! 可愛がってよー!」


雄常「あーはいはい、俺は可愛いと思うぞー」

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