122 創作では人気、現実では逮捕(前編)
萌神「大好評! 萌神様の萌神様による萌神様のための萌えラジオ、始まりました、司会はこの世の中で最も偉大な神、萌神幼女様です! 今ならサイン1枚1万円ですよー! お買い得ですよー!」
雄常「最初からツッコミどころ満載だな」
萌神「そういって私にツッコミをつつ、昨日は性的な突っ込みをしたのは本日のゲスト、波野雄常さんです! いやあ、ゆうべはおたのしみでしたね」
雄常「1回もしたことないけど」
ロボ娘「おいラジオ止めろ。こいつ殺すロボ」
雄常「しなくていいからなロボ娘。いつものおふざけが始まっただけだから」
萌神「それでですね、雄常さん。これまでいくつも取り扱ってきた禁じられた萌えですが、実はまだ扱っていなかったのがあるんですね。何かわかりますか?」
雄常「ほぼノーヒント、かつ萌えに疎い俺には分からないな」
萌神「何を言ってるのやら。私の性癖を暴いた雄常さんならすぐわかりますよ。私の体をまさぐりながら、反応を観察してニヤニヤしていたあなたならね」
雄常「嘘でも女の子がエロ親父みたいなこと言うのはどうかと思う、今更だけど。ともあれ何の萌えをやるんだ?」
萌神「その前にここで解説をお呼びしましょう。萌えの神様の1人、萌神兄君さんです。どーぞー」
萌兄「(ガラガラ)どうも。『萌えとは神が作るにあらず。人の心が作り出す』と言い出したのはボクだよ。そしてこれは未来世界の全ての教科書に載りますので、若い人覚えておくように」
雄常「嘘だッッ!! と一応言っておこうかな」
萌神「兄君さん、それで今日語る萌えは何でしょうか? 禁じられた萌えと言っても先日家族萌えをしてしまった以上、それに匹敵する萌えはもう存在しないのでは?」
萌兄「いや、あるよ。家族萌えに匹敵する人気のある萌えで犯罪的なものが、ね。間違いなく世間から色々言われるだろうものが」
萌神「ほほう……それは一体……?」
萌兄「その答えは……CMの後!」
雄常「そんなものはない」
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