116 ソウカンジャンよ! 永遠なれ!(前編)

ムスレン「ソウカンジャンに……栄光あれですぅぅぅぅぅぅ!」

 

ドカーン!


ムスレン「おっちょこちょいでよく赤面している娘って萌えますよねぇ……?(キラッ☆)」

 

ロボ娘「……聞いてるだけなのに凄く疲れましたロボ」

 

雄常「お疲れロボ娘。今日の夕飯はお前の好物にするかな」

 

ソウカンジャン一同『まだだー!』(地面から全員飛び出してくる)

 

雄常・ロボ娘『!?』

 

ソウカンジャン一同『まだ終わらない! ソウカンジャンは不死身だ!』

 

雄常「まるでゾンビ映画みたいに全員フラフラだ」

 

ロボ娘「雄常さん、全員排除させて下さい。正直、面倒です。私の本気ですぐにケリをつけますロボ」

 

雄常「まー、しょうがないか」

 

萌兄?「そこまでだ!」

 

萌兄?「ソウカンジャン!」

 

萌兄?「助けに来てやったぜ!」

 

ハハレン「あなた達は……!」

 

オトレン「兄も弟も父も子も、皆違って皆いい! 男家族故のずぼらさも、不器用な愛も、味わいあり! 兄弟父子萌え、オトコレンジャン!」


イトレン「初心者の誘致こそ長続きのカギ! しかしいきなり家族ラヴはハードル高い! まずは俺で慣れておけ! 従兄弟萌え、イトコレンジャン!」

 

ギリレン「例え異端と謗られようと、結ばれる愛への微かな希望を消させやしない! 2人の愛にハッピーエンドを! 義理家族萌え、ギリレンジャン!」

 

ロボ娘「追加戦士、だとロボ……!?」

 

雄常「いつ来るかなと思ってたけど、やはり絡んでくるか兄君」

 

イモレン「皆……! 来てくれたの!?」

 

オトレン「水臭えぜお前ら!」


イトレン「確かに俺達は掲げる旗こそ違い、相手の萌えなど馬耳東風の様にしか聞いていない」


雄常「つまり流しているってことだな」

 

ギリレン「(無視)しかしそれでも同じ家族恋愛に萌えるもの! 誰かが危機に瀕したとき、助けなくてどうするんだい!」


ソウカンジャン一同『み、みんな……!』


雄常「……感動する場面なんだろうか? 今の俺には理解できない」


ロボ娘「……私は怒りしか無いですロボ」

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