115 禁じられた萌え(娘編)

ハハレン「くっ……! 無念です……!」

 

ドカーン!

 

ムスレン「ハハレンジャ――ン!」

 

ハハレン「『母さん……』『今母さんって……!』『ごめん。俺がバカだったよ……』『ふふ……おかしいですね……嬉しいのに涙ばかり出てくるなんて……』」

 

ハハレン「こんなやり取りは黄金よりも価値がありますよね……?(キラッ☆)」

 

ムスレン「ハハレンジャンまで……! 最早これまでですぅ! かくなる上は足掻きまくるですぅ! ソウカンジャンの死に花を咲かせるですぅ!」

 

ロボ娘「やっとめんどくさい奴が1人になったロボ」

 

雄常「さすがに俺も疲れてきた」

 

ムスレン「つまりお前を陥落させるまであと一歩ですぅ! 娘パワーを受けて萌え萌えになるですぅ!」

 

雄常「プラス思考は褒めておこう」

 

ムスレン「娘! 妹を越える年の差だけでもクるものがあるのに、身長差までもつきますぅ! そんな2人が恋愛関係にある、背徳的ですぅ! 萌えるですぅ!」

 

雄常「確かにそういう悪いことしてる感ってはまるときがあるよな。小学生の頃は俺もやってたし」

 

ロボ娘「……意外です。雄常さんは常に品行方正だと思ってましたロボ」

 

雄常「俺そんな偉くないぞ? 子供の頃先生にいたずらしてよく叱られたし」

 

ロボ娘「そのときの話、是非とも詳しく聞きたいです。どのようなことをしていたのですかロボ?」


雄常「そうだな。例えばこんなことが……」

 

ムスレン「無視しないで欲しいですぅ! 今話しているのは私ですぅ!」

 

雄常「あ、すまん忘れてた」

 

ムスレン「むう~! もう怒ったですぅ! 究極のメジャー娘的アピールをするですぅ!」


ムスレン「落ち着く笑顔をしながら、誰でも分かる行動を付けますぅ! 親近感も刺激しながら、和む笑顔でトロトロに萌えるといいですぅ!」

 

雄常「ここまで来たしな。一応聞いとく。それは一体?」

 

ムスレン「『来週も、また見てくださいね~じゃんけん、ポン! うふふふ』」

 

雄常「タラじゃなくてサザエかよしかもやっぱ萌えないよ」

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