114 禁じられた萌え(母編)
イモレン「こ、この台詞でも萌えないなんて、ありえないわ!? う、嘘よおぉぉぉぉぉぉぉぉ!」
ドカーン!
ハハレン、ムスレン『イモレンジャーン!』
イモレン「『お、お兄ちゃん、雷が怖いでしょ……? だ、だから今日だけは特別に一緒に寝てあげる……』っていう意地と幼さが混じったシチュ、いいわね……(キラッ☆)」
ムスレン「イモレンジャン……ソウカンジャンの名に相応しい働きでしたぁ!」
ハハレン「2人ともいい人でした……私が熱く母萌えを語ったとき、2人し『あーうんうんいいよねー』と認めてくれたのですから!」
雄常「それ絶対めんどくさいときの返事だと思う」
ロボ娘「というか元は1人の癖に仲違いしてるとかおかしいですロボ」
ハハレン「某カードゲームアニメでは同一人物が別時代の3人に別れて、ケンカもしていました! 何もおかしくありません!」
ムスレン「ハハレンジャン! 相手の策ですぅ! そうやって喋ることで先ほどまでの興奮を鎮めようとしているですぅ! 敵は弱っているですぅ!」
ハハレン「ならば母萌えを語りましょう! 母! つまり親であり、当然ありとあらゆる点が息子より上! 知識も能力も人生経験も! 母が偉大であることの証です!」
雄常「確かに色々料理してきたけど、今だに母ちゃんの味に勝ったことないな」
ハハレン「その通りです! 母親とは例えるなら壁! 超えることすら考えられないほど大きな壁! ですがもたれかかっていいのです! その時あなたを温かく包んで慰めてくれる! 慈愛に満ち溢れた壁なのです!」
ハハレン「だから私は、息子を一人前の男として信頼を表している台詞を! それでいながらまだ子ども扱いし、ダメなことをしている息子を叱りつける一言を送ります! そして母親への愛に目覚めなさい!」
雄常「……三度目の正直って言葉もあるしな。それは一体?」
ハハレン「『武ッ! 店番さぼってなにしてるんだいッ!』」
雄常「まさかのガキ大将の母親がくるとは思わなかった」
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