113 禁じられた萌え(妹編)

アネレン「そ、そんな……この台詞で萌えないなんて……う、うわあぁぁぁぁぁん!」


ドカーン!


雄常「……突然あいつ爆発したぞ」


全員『アネレンジャァ───ン!』


アネレン「ほんわかお姉さんも……年下にしか見えないお姉ちゃんも、いいものよね……!(キラッ☆)」


ムスレン「アネレンジャン……! 見事な最後ですぅ! 確かに見届けたですぅ!」


イモレン「アネレンジャンの仇……私がとるわ! 覚悟することね雄常! 小野妹子を最有名妹キャラと勘違いした、イモレンジャンが相手するわ!」


ロボ娘「自分が恥さらししているのが分かってるかロボ?」


ハハレン「やってしまいなさいイモレンジャン!」


ムスレン「アネレンジャンの無念を晴らすですぅ」


雄常「っていうか勝手に自爆したくせに、俺が仇というのは理不尽な気がするんだが」


イモレン「(無視)妹! 姉と違い、年下の存在! だから性格的にも肉体的にも未成熟な場合が多い! けれどそんな思いが核となる、守ってやりたい感は偉大! 妹萌えはいい! 最高よ!」


雄常「確かに俺の妹も駄々こねられて『しゃーないなー』と色々手伝わされたこと結構あったわ。庇護欲ってのは少しわかるわ」


イモレン「ならば妹萌えの素質があるわ! 甘えたがりボデータッチしてきて、離そうものなら泣いてくる! 嫌われたんじゃないかと涙する姿、可愛い! これは兄のみに味わえるもの! しっかりとした姉には無理なものよ!」


雄常「俺の姉ちゃんはだらしなかったから、それに近いのしょっちゅう見たけどな」


イモレン「(無視)だから妹からの多大な愛を感じる台詞をあなたにぶつけるわ! これを知れば誰もが望む様になる! 兄の様になりたいと! 兄の様でありたいと! 故に許されない、兄と言う存在を!」


雄常「(某変態仮面みたいなこと言い出したぞこいつ)……一応聞いておく、それは一体?」


イモレン「『お兄ちゃんどいて! そいつ殺せない』」


ロボ娘「それはヤンデレウケする台詞だと思うロボ」

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