98 浦沢先生のYAWARAも含まれます。

土曜日のお昼、中流学校のグランドにて

萌神「短パン装着! ランニングシャツ装備!」


雄常「懐かしいなあ、この学校。俺の中学時代とまるで変わらないんだな」


萌神「髪の毛は運動しやすさのためにショートカット! 胸は鍛練の成果とばかりに控えめ!」


ロボ娘「ここが雄常さんが過ごした学校なのですかロボ?」


萌神「しかし見ているだけでも弾力が伝わりそうな肉付きの太もも! シャツ型と短パン型に焼けた小麦色の肌も完備! 完全とはまさにこれ!」


雄常「そうそう、ここでサッカーとか野球とかドッジボールとか。色々やったなー……」


萌神「……頼むから無視しないでくれ。今の私は見られる人が少ないんだ。そんな数少ない人から無視されたら寂しいし悲しいし辛い……」


雄常「分かった分かった。ちょっと郷愁に耽っただけだから。それで、その格好は陸上の選手、て格好だな」


萌神「そ、その通り! 今の私は陸上選手だ! といっても陸上萌えというものは無い。しかし今の私の様に、スポーツに己を懸ける美少女はえてして人気があるのだ!」


萌神「拳銃を持った相手でも戦える特長的な髪型を持つ空手少女! 特長的な縦ロールを持つテニスの達人! CV日髙のり子さんで新体操の女子! 全員人気者だ!」


雄常(どれも人気者だけど、『萌え』と言えるんだろうか? 特に真ん中)


萌神「私もそれに倣いスポーツ選手になるぞ! そして選手であるからには全力を出す姿は必須!」


雄常「あ、俺猛烈に嫌な予感がしてきた」


萌神「事前に用意しておいたドーピングコンソメスープを飲み! 髪の毛を金色にしてオーラを纏う! 額には竜の紋章!」


萌神「さらには100%中の100%のために全身の筋肉を異常発達! 『ボ』と言う攻撃をするぞ! この姿こそ、青春を捧げたスポーツ女子の模範たる姿!」


雄常「ロボ娘、こいつ止めてくれ。いつもの暴走が始まった」


ロボ娘「デッドオワアライヴでいいでしょうかロボ」(ため息をつきながら武装展開しつつ)

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