99 (この回のタイトルは仮面ライダー剣の『Round_ZERO~BLADE_BRAVE』の一節にしたかったです)
萌兄「むちシチュってワクワクするよね!」
雄常「いきなりドM宣言か?」
ロボ娘「お望みならいくらでも拷問してやるロボ」
萌兄「喜んで! ってむち違いだよ! どこぞの獄長辺りが持ってそうな鞭はしまって!」
萌兄「無知シチュって言うのは性的な知識に乏しい人物が偶発的に発揮する性的な行動を指すんだ! これは奇跡の賜物とさえいえることなんだよ!」
萌兄「小学生が男女に関係なく悪戯でカンチョーをお見舞いする無邪気さ、ホテルの休憩の意味が分からないでその値段から高級ホテルと勘違いする天然、親のタンスにあった避妊具をゴム風船と勘違いして膨らませる危うさ」
萌兄「控えめに言って……妄想が捗って白米が進むとは思わないかい?」
雄常「もしもしポリスメン?」
ロボ娘「警察の手を借りるまでもありません、今ここで原子変換してしまいましょうロボ」
萌兄「待って! ボクは何もしてないよ! ボクはただ見たときの感情や個人的な価値観を語っているだけに過ぎないよ! それが悪いのかい!?」
ロボ娘「残念ながらこの国では思うことは自由でも発言の自由は無いロボ」
雄常「そんな自由惑星同盟的なことは言わないけど、それを口にして不快な思いをする人がいると犯罪になっちゃうんだ」
萌兄「……確かにその通りだね。ボクとしたことが無知シチュの素晴らしさを語るのに、熱くなりすぎたかな……」
萌兄「だけど分かってほしい……ボクがただ無知シチュの良さを分かって知ってほしかったんだ……じゃないと幼女が報われない……」
ロボ娘「どういう意味だロボ?」
雄常「そういや珍しく萌神がいないな」
兄君、無言でテレビの電源をつける
アナウンサー「それでは次は番号5番さん、歌って頂きましょう。曲名は何ですか?」
萌神「はい! それでは歌います! 曲名は『金太の大冒険』! そして次に『クラスで一番スゴイやつ』!」
萌兄「……」
ロボ娘「……」
雄常「……ロボ娘、すまん。またあいつを連れてくるのを頼む」
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