97 サタデーナイトフィーバーにも近いポーズ
萌神「………………」
雄常「………………」
ロボ娘「………………」
雄常「……なあロボ娘。何で萌神の奴左腕だけ伸ばした状態でうつ伏せに倒れているんだ? しかも俺が昨日買ってきたトマトケチャップ数本を床にぶちまけた状態で」
ロボ娘「……語るのも馬鹿馬鹿しいですが、これがこいつなりのクールビューティーなのだそうですロボ」
雄常「……ごめん、もう一回言ってくれないか? 現状と全く違う単語が聞こえた気がしたんだけど、夢だよな……?」
ロボ娘「『ところがどっこい・・・・・・夢じゃありません・・・・・・! 現実です・・・・・・! これが現実・・・!』ですロボ」
ロボ娘「一応萌神からの伝言を伝えます。『クールビューティー。あまり喋らず愛想も悪い。感情を顔に表さないために何を考えているのか分からないことが多い。この姿から誤解をされがちになるために万能的な萌えではない』」
萌兄「(ガラガラ)『しかしそれが故に孤高であり、超然とさえ見られて、超俗しているその様は一部の人を惹きつけてやまない。既存の言い方を用いるなら、カリスマとでも言うべきか?』だったね。さすが幼女だ。萌えをきちんと分かっているよ」
雄常「そこは百歩譲って分かるにしても、何でこのポーズなんだ?」
ロボ娘「まだ続きがあります『だからそんな彼女達を追いかける人は自然発生する。しかし決して追いつけない。何故なら彼女たちは前に進み続ける。でも離れてもまた追い続けたくなる。それがクールビューティー萌えなのだ』ですロボ」
雄常「……ああ、そういうことか、これガンダム鉄血のオルフェンズの『止まるんじゃねぇぞ…』を体現してるのか。それとクールビューティーの姿勢とかけているわけか。今やっと分かった」
ガバッ
萌神「おお! そうか! 分かってくれるか! クールビューティー萌えが分かってくれたか!」
雄常「ごめんそっちは分からないそしてケチャップ弁償してくれ」
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