93 混ぜても危険
萌神「以前にも語ったが混ぜる、掛け合わせるという行いは時として途方もない破壊力をもたらす」
雄常「ああ、持ち味が死んでいたあれか」
萌神「……確かにあれは反省ものだ。自爆装置や大剣は女性向けの萌えだ。そこにエプロンとかの男性向けを混ぜたのは失敗だった」
雄常(論点がずれている気がするのは俺だけなんだろうか)
萌神「ともあれ混ぜるのには加減もいる。それはちい覚えた。しかし今回語る萌えはその混ぜが欠かせない萌えなのだ! その名は委員長萌え!」
萌神「委員長! グループの上に立つもの! そしてそんな彼女達は基本的に真面目だ! 先生からの信頼厚く、学校内でのまとめ役を買っている!」
萌神「しかしそんな普段の真剣さとエロが融合したときの破壊力たるや、メガトン怪獣スカイドソなど及ばないくらいのものになるだろう! これは普段からの真摯さを演出されている委員長でなければできないものだ!」
萌兄「(ガンガンガン……ガラガラ)そして男子委員長も人気あるよ。真面目で貧乏くじを引きがちなんだけど、そんな毎日に拗ねない芯の強さがあるんだ。さらに想い人に振り対して彼なりのアピールをしてくるんだ」
雄常「ああ、窓硬質ガラスにしたから」
萌兄「(無視)不器用ながらも想いがたっぷり詰まった告白など、言われた側は胸がキュンキュンしちゃうよ」
萌神「という訳で最高の萌え委員長を作るべく、究極の組み合わせを考えるぞ! 各々意見を言ってくれ!」
萌兄「はいはいはーい! まずメガネは欠かせないと思う!」
萌神「基本! それゆえに欠かしてはならないものだな!」
ロボ娘「……お下げ髪」
萌神「髪まで付けるとは丁寧だな! それでは次だ!」
雄常「丈の長いスカートとか俺の中学時代の委員長着てたぞー」
萌神「確かに委員長故に真面目! それは欠かせない!」
萌兄「現金! 暴力! 色仕掛け!」
萌神「そうそう委員長に選出されるのに選挙工作は欠かせないってんなわけあるか!」
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