69 大多数が体制に従う中、孤高にも反逆し世界に逆らうもの。その名は 3
「幼女…今一度言う。…表をあげよ」
「!!?」
「ボクは寛大な男だ。失敗も…三度まで許そう…」
「しかし君は数々の属性や性格で雄常くんを萌えさせられなかった…」
「さらにはアホ毛で迫ったときにはロボ娘くんに強奪された…!」
「…」
「…そして先日の波平さんの件…!」
「…」ガクガクガクガク
雄常「……そろそろ突っ込んでやるべきかな?」
ロボ娘「ほっときましょう。かけた分だけ時間を無駄にしますロボ」
萌神「お前らノリ悪すぎるだろ! この八ドラー様とバーソ様のパロディは、一部の界隈で大人気なんだぞ!」
雄常「その辺は華麗にスルーして、何でまた2人して剥げカツラを被ってここに来ているんだ? あの後ロボ娘に説得されたから、俺もさすがにもう傾倒しないぞ」
萌神「ふぅん、三度目の正直、今度こそお前にアホ毛萌えを理解させるためよ!」
ロボ娘「……その外見が既に萌えの大気圏外に入っているのが何故分からないロボ」
萌兄「確かにロボ娘くんの言う通り。これで萌えるなんてのは不可能だね」
ロボ娘「やっとまともに言ってくれる人が来てくれたロボ」
萌兄「だってこれは完全体じゃない。だから萌えられないのさ」
ロボ娘「そんなこと無かったロボ……」
萌兄「幼女、君の発想はよかった。アホ毛にツンデレ、そしてメガネ属性。この三重奏によく着目した。でも、でもね。幼女。君は大きな間違い、決定的に足りないものがある。だから萌えないんだ!」
萌神「そ、それは……?」
萌兄「ずばり、色気さ!」
ロボ娘・雄常『それはない』
萌兄「だからこそ艶っぽい音楽をかけ、ピンクの照明を浴びて、そして寝転んだり、踊ったりする! 時折裾をまくり脚を見せることを忘れない!」
萌兄「そして最終兵器『ちょっとだけよ』というのさ! これさえこなせば雄常くんの萌えパワーは確実に全員集合!」
雄常「ロボ娘、黄色いメガホンでこいつら叩いておいてくれ」
ロボ娘「金ダライではダメでしょうかロボ」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます