67 ウインナーとソーセージ、焼き肉とバーベキューくらいに違う
萌神「お前はふたなり萌えで! 俺は
萌神「違うのだ!」
雄常「……何を1人で盛り上がっているんだお前は?」
ロボ娘「早くキソ肉マソの関係者に謝った方がいいと思いますロボ」
萌神「いやな、このやり取りが似て非なるものの違いをはっきり言うのに、最も適していると思ってな……」
萌神「さて雄常よ。先日語ったコロ助がふた持ってる萌えだが、そこで『男の娘とはどう違うのか』という天からの啓示を受け取った。だからそれを話してやろう」
雄常「その前に聞かせてくれ。男の娘ってなんだ? 男で娘? おかしいじゃないか、矛盾してるぞ?」
萌神「いい質問ですねぇ。そこが男の娘とふたなりとの違いであり、魅力的な部分なんですよ」
雄常「よりによってこのネタで、あのジャーナリストのパロディするのか」
萌神「(無視)男の娘は性別上は男、つまり下半身、下の部分がどうなっているかというと、文字通り『下』なのだ! 横から見た図なのだ!」
ロボ娘「いつにもまして最低な下ネタロボ」
萌神「しかし外見は非常に可愛らしく、一見するとまるで女の子にしか見えない! それが故に誰しもが叫ぶのだ! 『こんなに可愛い子が、女の子の訳が無い』と!」
雄常「そこは逆じゃないのか」
萌神「一方のふたなりは性別上では女の子! だが何らかの事情によって、生えてしまっている! 女の子であるのだが、毛細血管が幾筋も脈打つ屹立した棒が付いているという状況になっているのだ!」
萌兄「(ガラガラ)難しい漢字を使うことで官能小説的雰囲気を交えての解説。盛り上げようとする気の配り様。ボクでなきゃ見逃しちゃうね」
萌神「これで分かっただろう? ふたなりと男の娘は似ているように見えるけど、違うものであることが! 例えていうならこれは吉良吉影と川尻浩作! 豆腐と納豆! ミリバールとヘクトパスカルくらい違うものなんだ!」
雄常「それ何も違わないんじゃないか?」
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