四人にくちなし(兄君、絡みます)
64 日曜朝9時半から放送できません
萌神「雄常はブルー、ロボ娘はレッド、私はピンク。3人戦隊か……前例は多くないが、意表をつくということでありかもしれん」
ロボ娘「……何を企んでいる? どうせお前のことだから、ろくでもないことだろうがロボ」
萌神「果たしてそうかな? この萌えは多くの男の子が見てきたものに基づく属性! ゆえに共感を得やすい萌えよ! その名は戦隊ヒロイン萌え!」
雄常「戦隊シリーズのピンクの人に萌える、てことなのか?」
萌神「ピンクがいない戦隊もあるが、基本的にはそうだと言えよう! この長い歴史を持つこのシリーズでは1人ないしは2人、女性がメンバーの中にいる! 男に混じり戦場に身を置いて、平和のためにその身を捧げる! いじましい!」
萌神「しかしそんな高尚な使命とは裏腹に、戦闘着は体に沿ったピッチリ服装! さらにはミニスカ的なひらひらまで付いてくる! 下着こそ見えないが、激しく動いてまくれ上がる姿に性の目覚めは必然! 罪深い! そんな幼心を復活させる萌え! それが戦隊ヒロイン萌えよ!」
萌神「という訳で雄常! 私達で戦隊を組むぞ!」
萌兄「(ガラガラ)だったら悪役はボクがなるよ。宇宙征服を企む悪の親玉で俺様系、でも何処か寂しがり屋。最終回近くで尽くしてくれた部下の誠意に気付いて、優しさを見せる。子供と共に見ているお母様方の胸をキュンキュン言わせるよ」
萌神「窓から入ってきて援護ありがとう兄者! 人数も悪役も揃った! もはや足りないものなど存在しないな!」
雄常「ちなみに名前はどうするんだ?」
萌神「名前か。戦隊シリーズは何とか戦隊と名乗るのが主流であり、内容と関連したものが来るのが通例だな……」
萌神「よし、それなら私達は萌えに集いし戦士達だ! だから萌えを名前に入れるのは欠かせない! さらに萌えとエロは密接したものである! だから合体させて『
雄常「親が見させないと思う」
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