52 実際に使われているそうです

萌神「雄常、1+1はいくつだと思う?」


雄常「普通なら2だが……ならここはガキの頃出された答えに倣って、田んぼの田で行くか」


萌神「答えは……萌えだ」


ロボ娘「ありとあらゆる検討結果から間違いと言わざるを得ないロボ」


萌神「間違いではない! 何故ならこの萌えは1と1でしかない2つが重なりあって生まれるものなのだから! その名は黒スト!」


雄常「なるほど、確かにコーンフレークには牛乳が必要だもんな」


萌神「それはフ□スト! 黒ストとは黒ストッキングを穿いている女性に萌えるものだ!」


萌神「ムチムチの肉付きがある女性が履くことによって誕生する、肌と黒の群雄割拠! または細身の女性が履くことで顕現する、黒の中から不意に見せる僅かな柔肌! 嗚呼! 男のロマン!」


萌神「またストッキングには色も多様であり、デニールと呼ばれる色の度合いも違ってくる! そのため単純に黒ストと言っても描かれるものは十人十色なのだ! このように1女性と1黒ストッキングの組み合わせながら、現れる萌えは百花繚乱! 千変万化! 盛者必衰!」


雄常「衰えていいのか?」


ロボ娘「ほっときましょう。突っ込むのもアホらしいですロボ」


萌神「さあ雄常! 今私は黒ストを履いている! これを破くもよし! 一部の部分にこすりつけるもよし! 白い液体をかけて対比を楽しむもよし! 全てはお前に委ねようぞ!」


ロボ娘「それならば私のリクエストも言っていいかロボ?」


萌神「はっ、本来ならお前の願望など聞く私ではないが、優しい優しい偉大なる萌神様には慈悲しかない。だからそれに応えてやろう」


ロボ娘「私が用意したこの箱に入ってもらいたいロボ」


萌神「ふふん、その程度叶えてやらんでもない。しかしこの箱は一体なんだ? 外側からでは何も見えないしかなり大きいし、一体何が入ってる箱なんだ?」


ロボ娘「大量の毒クラゲ。ストッキングで防げるのが本当かどうか実験したいので早くダイブしてくれロボ」


萌神「鬼か貴様!」

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