49 某超有名サングラス芸能人も同様です
萌神「自分が好いている相手が普段と違う格好をする。些細なものであるが、これはとても胸の高鳴りを誘発するものである。そうは思わないか? 雄常よ」
雄常「あー、まあ、分かるかな」
萌神「そう、そうなのだ! そしてそれを一際感じられる萌え! それがパジャマ萌えなのだ!」
萌神「パジャマ! 寝間着! ナイトウエア! 色々な言い方こそあるかもしれないが、つまり夜寝る時に着るもの! これこそまさに日常の様でいて日常でない、少し日常的な萌えであると言えるだろう!」
ロボ娘「言っていることが少しだけ分からないでもないのが何かムカつくロボ」
萌神「寝る時に着る服装であるためにその恰好は窮屈とは真逆! ゆったりとした服が多いために必然持て余す服装! 服を着るのではなく服に着られている感覚! しかも夜または朝に着ている衣装であるためにまぶたが蕩けるようになるのは必然! 声も眠気をまぶしてあるために普段とかけ離れた姿を多く演出できる! この萌えに落ちない男などいるであろうか、いや、いない!(反語)」
雄常「つっても俺お前がぐーたらしてる姿なんて見まくってるから、パジャマに着替えても何とも思わないんだけど」
萌神「ふふん、そういうだろうと思っていた。だから雄常! 今日パジャマを着るのは私ではない! 野丸奈子だ!」
雄常「……何だと?」
萌神「安心しろ、本物を連れてくるわけではない。私が野丸奈子にどのような格好でねるのか取材してそれに変化、そしてお前の前に現れてやろうというのだ! 確かに私では効果が無いかもしれないが、想い人ならば話は別! 今度こそ萌えパワーが出すだろう! そしてそれをもらい私は神を超えるものになるのだ!」
雄常「あ、萌神ちょっと待て! …………行っちゃった」
(10分後)
萌神「奈子、着ないで寝てるってさ」
雄常「まさかの裸族だったとは」
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