41 ノソス夕井上さんを参考にしました
萌神「貧乳という言い方、私は好きではない。何故なら小さくはあっても、貧しくはないからだ」
雄常「突然何を語りだしてるんだお前は」
萌神「名言だろう? とある芸人さんの言葉だ。そして非常に愛を感じる、温かい言葉だ。なので私も貧乳ではなく、ちっパイと言わせてもらおう。了承してくれ」
萌神「ちっパイ萌えには基本的にあるものがつきまとう。それは『自分が性的魅力に欠けているのではないか?』というコンプレックスだ」
雄常「ああ、確かに俺の妹がそんなこと言ってたな」
萌神「そう、そうなのだ。持たざるが故に思い患い、悩み足掻こうとする。いじましく、可愛らしく、励ましてやりたくなるではないか! ちっパイ萌えとは外見もさることながら、謙虚な姿も楽しめられる、一粒で二度美味しい的な魅力を持つ! まさに皮と中身両方を楽しむことができるシュークリームと同列ではないか!」
萌神「そして今の私はTHE ちっパイ状態に変化している! 心身両方向から迫る謙虚さから萌える方がむしろ自然! だから雄常! 言ってもいいぞ『萌え萌えきゅん♪』と!」
ロボ娘「お前が謙虚とは何の冗談だロボ?」
萌神「謙虚そのものではないか。毎日謹み深く生きて雄常に尽くす。我の強い女には出来まい。即ち私は謙虚であると言えよう!」
ロボ娘「背理法的証明のつもりだろうが、全く出来ていない。中身が暴徒に襲撃された店のように空っぽだ。お前は雄常さんに少しでも尽くしたのか、何かで貢献したのかロボ」
萌神「性欲の面で貢献したぞ! たくさんのオカズを提供してきた!」
ロボ娘「虚言に加えて公然猥褻。死刑が妥当と判断。実行に移すロボ」
萌神「うわあ! 腕がチェーンソーに! やめろロボ娘! 神にチェーンソーを使ったらバラバラになって死んでしまうんだぞ!」
ロボ娘「それはいいことをきいた。これから毎日お前をチェーンソーで攻撃するロボ」
萌神「やめろおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!」
雄常(仲良いなこの二人は……)
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます