36 お嬢様萌えver1

萌神「雄常、紅茶が切れていてよ」


ロボ娘「そうかならばお前の頭も同様にしてやろうロボ」


萌神「おわあ! 突然ライトセーバーに変化させるな! 死ぬかと思ったぞ!」


ロボ娘「殺すつもりでやったのだから当然ロボ。お前雄常さんは何だと思っているロボ?」


萌神「仕方ないだろう。このようにして人の上に立ちながら感情を時折見せる、お嬢様萌えとはそういう一面を持つものだ」


萌神「何度か話しているから分かると思うが、人はズレを楽しむ! 今回私が話すお嬢様萌えはそのズレを如実に感じられる萌えと言えよう! 普段上流階級との付き合いで見せる礼節溢れる姿と、プライベートで見せる年相応の姿と来たら! 立場故に酷い態度を取ってしまい、1人自室で涙と共に後悔する様と来たら! ワガママボディを持ちつつも身持ち固そうで、それでいて性的快感に弱そうな体と来たら!」


ロボ娘「最後で全てが台無しロボ」


萌神「という訳で今私はお嬢様萌えを体現しているところ! 邪魔しないでもらおうか! 何ならお前をメイドということで使用人がわりに置いてやらんでもないぞ?」


ロボ娘「お前に使われるなど自爆した方がマシロボ」


萌神「お前かなり酷いこと言ってるからな⁉ 私傷付いてるぞ! 泣いてるぞ!」


ロボ娘「泣けば解決できると思っている小学生的考えが気に入らないロボ」


萌神「悲しいのは事実だろ⁉ 毒吐いてるのは間違いないだろ⁉」


ロボ娘「毒舌を叩かれるほど無様なのは事実ロボ。嫌なら叩かれないような完全無欠でいればいいロボ」


雄常「仲いいなーお前達。やっぱ同性でしか分からないものってあるんだなー」


萌神「お前の目は節穴か! これが仲いいならこの世から争いが消えるレベルだぞ!」


ロボ娘「雄常さんへの暴言確認、破壊するロボ」


萌神「うわあ! またライトセーバーが! やめろロボ娘! やめろ!」


雄常「喧嘩するほど仲がいいっていうのはこういうのをいうんだなー」


萌神「んなわけあるかぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

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