28 必殺! 刺客人!(前編)
雄常「萌え神、ただい……」
萌神「お、雄常! 助けてくれ! 突然この女がやってきて私を縄で縛って……!」
雄常「……」
萌神「しかもこいつは卑怯にも縛って置きながら萌えパワーを出さないんだ! 縛るなら縛って構わんから萌えパワーを出せ!」
ロボ娘「静かにして……あなたが波野雄常?」
雄常「……そうだけど、あんた誰だ?」
ロボ娘「私は天界ロボ娘。この萌神を連れ戻しに来た」
萌神「わ、私を連れ戻すだと⁉ 一体誰に断ってそんなことを……」
ロボ娘「天界の神々よ、理由はあなたが迷惑をかけたから」
雄常「……」
ロボ娘「神はそんなあなたを連れ戻すように私に命令した。私はそれに従う」
萌神「そ、そんな……私は誰にも迷惑など……」
ロボ娘「そこに1人いる」
雄常「……」
ロボ娘「彼の家に強制的に押し入り、必要としない萌えの押し売り」
萌神「う……」
ロボ娘「さらにあなたは彼の家計を手伝おうともせず居候していた」
萌神「……」
ロボ娘「彼にとっては大変な迷惑であったことが推察される。よってあなたを連れ戻す」
雄常「……待った」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます