26 「キャベツ畑」や「コウノトリ」を信じている可愛い女のコに 無修正のポルノをつきつける時を想像する様な下卑た快感さ
萌神「雄常よ! 今日こそお前を萌えさせてやる! このコスチュームを見るがいい!」
雄常「んー……その恰好から見るに、魔法少女ってやつか」
萌神「その通り! 本来あり得ない魔法、存在するはずのない魔法を女の子が使うことでその処女性と幼児性を表現した危険な萌え、魔法少女萌えよ!」
雄常「神様のお前が魔法がないとか言うのか」
萌神「当たり前だ。ファンタジーやメルヘンじゃあないんですから」
雄常「生けるファンタジーみたいなやつが何を言っているんだ」
萌神「ええい、話を逸らすな! 今重要なのは魔法少女萌えだ! これは例えていうなら雪! 幼い故、純真故に魔法を信じるその様は真っ白く降り積もった新雪を彷彿とさえする。それゆえ、思うだろう、あえて汚してみたいと! 自分の色に塗り潰してみたいと!」
雄常「あー、それは分かる。俺も昔姉ちゃんからカードキャプターさくらの漫画借りたとき思ってたよ」
萌神「おおお! 分かるか! 分かるか! ついに萌えが分かってくれたかぁ!」
雄常「なんせあの漫画、白すぎて思わず塗り絵にしちゃったもんなー。怒られてぶん殴られたたわー」
萌神「……いや、そりゃあの漫画は塗り絵と揶揄されたりもするけどさ……」
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