13 「スク水 味」で検索するなよ! 絶対に検索するなよ!
萌神「見るがいい雄常よ! 我が姿を! そしてこの姿に萌えるがいい!」
雄常「それは……スクール水着ってやつか」
萌神「そうよ! 鬼に金棒、幼女にスクール水着の格言すら存在する、そのスクール水着よ!」
雄常「ことわざ辞典では見たことないなあ」
萌神「だが間違いはあるまい! 色は地味にして露出度とて決して高くはない! 紺色というあまり目を惹きつけない色! 出ている部分も精々足と腕だけ! それ故学校教育の場で採用されているものであるのだ!」
萌神「しかし考えてみろ! そんな真面目なものを自らの睦事に着てきてくれたら? 着たままの状態で痴態を見せてきてくれたら? スク水萌えはそんな道義的さと非道義的さの二人三脚を楽しむ萌えなのだ!」
萌神「さらに今私は敢えて水を被ってここにいる! するとどうなるか? 寒さのあまりに鳥肌が立つ! 肌だけでは無い! 生理的反応により乳首が立つのだ! 厳正な衣服に混ざるエロス! まさに頂点にいる萌えと言わざるを得まい!」
雄常「……ところで今床を濡らしてまくっているその水、俺ん家の床にガンガンしみ込んでいってるな。これは一体誰が拭き掃除するのかな?」
萌神「雄常の家なのだから雄常が掃除するに決まっている!」
雄常「分かった萌神今日の飯抜きな」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます