第五章 人間のカケラ
第182話 違法風俗
森と麻雀をした時に鈴木さんもメンバーにいた。
横浜の福富町に知り合いがお店をオープンするという。その人はタイ料理屋をやるらしい。日本人で奥さんがタイ人だと言った。
その後に同じ日、台湾人の知り合いがカラオケのお店をオープンするという。鈴木さんは一緒に行かないかと誘ってきた。
僕は何も考えずに行きますと返事をした。
これが最悪の結果になった。
待ち合わせは黄金町だ。僕は三十分前に着いた。鈴木さんから連絡が入り日ノ出町の間違いだという。僕は日ノ出町に戻り鈴木さんと合流した。ゴメンの一言も無い。
それからお店の場所を探すのに三十分以上かかりお店に着いた。小さなお店で十人も入れば満員だ。
一時間程食事をして台湾のカラオケ屋に行く事にした。タイ料理屋のマスターも知り合いだそうで一緒に行く事になった。
鈴木さんはお金が無いのでカラオケだけにすると言う。
事前の打ち合わせも無く入ると、そこはお店の女を買う違法風俗営業のカラオケ屋だった。
僕はこの手のお店で遊んだ事が無く、システムも分からない。取りあえず一番若くて可愛い子にしようと探したら一人だけいた。
この子以外なら帰ろうと決めた。
するとこの可愛い子が僕の隣に来て交渉が始まった。
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