第143話 初お泊り
恭子が僕の家に泊まると言い出した。
でも綺麗な布団が無い。季節は冬でとても寒い。恭子と量販店に布団を買いに行った。姉が入院していて家にいない事は運が良かった。
布団は恭子が選んだ。何でも率先してやるので僕は楽だった。
ファミレスで夕食を済ませ家に帰った。布団に入り二人並んで僕が抱こうとすると恭子が突然拒否しだした。
「嫌、駄目」とか言っている。
なにを今更と思いながら、着ているモノを脱がせ愛撫すると喘ぎ声に変わった。ゴムは買い忘れて無いし恭子も何も言わない。僕は恭子のお腹の上に出し事が終わった。妊娠しても良いやぐらいの気持ちでいた。
恭子は僕の家に泊まる様になった。
仕事が終わると恭子が家で待っている。台所で鼻歌を歌いながら料理を作っている。僕の理想が展開されていた。僕の求めていたものだ。
恭子は「女は男の性奴隷。男に尽くすのが女の喜び」と言っていた。
しかし精神障害の事は言えないでいた。
ドライブの最中に、姉が精神病院に入院している事を話したら物凄い拒絶反応をしたのだ。
自分の事を言いそびれてしまった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます