第107話:人物紹介

 このお話もだいぶん長くなりました。

 登場人物も増えましたので、この辺りでまとめておこうかと思います。


〇人間系種族について

(たくさん居るが、とりあえず二種類しか登場していない)

・ハンブル

 いわゆる人族。

・キトル

 キトン(ニャーと鳴く動物)とハンブルとを混ぜ合わせたような人族。


〇主人公

・アビス

 盗賊団、ミーティアキトノに属する少年。法的には成人している。

・フラウ・アル=エリアシアス

 宮廷ではエリアシアス男爵夫人と呼ばれる貴族。ユーニア子爵らの指示で、色々な悪事を犯してきた。


〇ミーティアキトノ

 構成員のほとんどがキトルによる盗賊団。

・ショコラ

 団長。好奇心旺盛な団員の頭を張るだけはある人。

・トイガー

 副団長。優しいが怒ると怖い。綿密を人の姿にしたような人。

・メイ

 食いしん坊。甘えん坊。現在は行方不明。

・トンキニーズ

 面倒臭がりだが、足が速いので色々と重宝されている。

・シャム

 女たらし。

・サバンナ

 街中が嫌いで、山間部をうろうろしている。鉄をも切り裂く爪が武器。

・コーニッシュ

 一カ所に留まっていることが嫌い。女に間違えられないことがほとんどないが、面白いので否定しない。今はアビスと一緒に行動中。

・コラット

 アビスが妹としている女の子。彼女も色々あって、そうなった。

 ※正確には構成員ではなく、アビスと一緒に居るだけ。


〇貴族・軍人

・メルエム男爵

 ハウジア王国の国王直属の第六軍(海軍)。その副軍団長。眉目秀麗、冷静沈着。王国の若い女性の憧れの存在。

・ミリア=エルダ

 海軍の十人隊長(ハウジアの軍では編成の基準を五人としているので、五十人の部下を持つ)。部下思いで、真面目。年齢を聞かれると怒る。

・フォルト=ワシツ

 ワシツ将軍。ハウジア王国の重鎮。東の守りを一身に背負う。奥さんが大好き。

・ドミナ=ワシツ

 ワシツ夫人。ワシツ将軍の妻。元は自身も騎士だったが、ワシツ将軍にやられてしまった。今も夫が大好き。

・イルリ

 ワシツ夫妻の長女。長男のタトゥムを生んで間がない。意外と芯が強い。

・ウィルム

 ワシツ将軍付の伝令。イルリの夫。

・ワシツ家の使用人

 全員がある程度の武芸を学ばされている。

  コム、タトス、フィン:護衛役

  アン=シーラ:侍女

  エレン:メイド

・デルディ

 ワシツ将軍麾下の百人隊長。元は国王直属の部隊に居たが、ワシツ将軍に惚れこんでいるので異動した。原因、方法不明で死亡。

・バルハス・アル=サマム

 サマム伯爵。ロンジトゥード沿いに領地を持つ。建国時から続く名家。

・ラベル・アル=ディアル

 ディアル侯爵。トンキニーズ曰く、無駄に筋肉質で、いかにも腹に一物抱えていそうな顔。こちらも建国時から続いている家。

・ボナス伯爵

 怒りんぼ

・フルーメン侯爵

 アムニスを領都に持つ、フルーメン領の当代領主。

・ストルト

 フルーメン侯爵麾下の十人隊長。小悪党。

・シイ

 フルーメン侯爵麾下の百人隊長。カストラ砦の守備隊長でもある。暑苦しいが、自分が好む相手に対しては厚く敬意を払う。結果として、より暑苦しい。

・チーム

 フルーメン侯爵麾下の十人隊長。シイの参謀的立場らしい。シイのことを暑苦しい人物だと理解しているが、尊敬している。意外と応用が利く。

・ユーニア子爵

 長くなるので最後にまとめます。


〇山賊

 フラウをさらった山賊の一味。

・ジスター=バラバス

 元は北の要塞に居た軍人。上官を殺したことで罪人となり、逃亡するうちに山賊になった。元は百人隊長だったらしい。

・サテ

 ルスの相棒。女好き。大抵はルスの意見に賛同する。

・ルス

 サテの相棒。女好き。大抵はサテに同意を求める。

・カルチェ

 いい格好をしたいが、うまくいかないタイプの人。セクサに殺された。

・セルクム

 山賊の中では最も目がいい。行方不明。


〇上記以外の人々

・アレクサンド夫人

 キトル。悪名高い、アレクサンド商会の代表。夫は既に他界している。

・レンドル

 アムニス近郊で牧場をしていた。いかにも好々爺だが、昔は相当悪かった。

・イルス

 レンドルの息子? ストルトによって牧場を焼かれ、そこで死亡。

・クラート

 過去にフラウが居た場所の大人。度胸がない。

・ニヒテ

 過去にフラウが居た場所の子どもたちの一人。

・ネファ

 過去にフラウが居た場所の子どもたちの一人。フラウがそこでのお役目によって殺した。

・ブラム

 フラウが名を口にした。


〇ユーニア子爵家

・ブラセミア・アル=ユーニア

 ユーニア子爵家の第五代当主。周りからは、人となりを理解されにくい。

・シャナル

 執事。影の部隊をヌラの名で統括している。もちろん通常の執事の業務もやる。このお話の中で、一番勤勉な人。

・ウナム

 影の部隊。本業は庭師。庭仕事に使う糸と、手甲を使った戦闘をする。強い相手と対峙すると興奮する変態。

・ドゥオ

 影の部隊。本業は調理師。まともな喋り方は出来ない。

・クアト

 影の部隊。本業はハウスメイド。掃除が好き。二重人格ではなく、本来の性格である残忍さを理性で抑えている。

・クイン

 影の部隊。本業はパン、お菓子職人。ユーニア家の小間使いたちに好かれている。

・セクサ

 影の部隊。本業は侍女。正に品行方正という立ち居振る舞いではあるが、裏でやっていることがことだけに何とも言えない。鞭使い。

・オクティア

 影の部隊。本業はキッチンメイド(毒見係兼任)。毒への耐性が異常に高い。自身をオクティアさんと呼称し、ゆったりまったりした喋り方をする。

・ノーベン

 影の部隊。本業は荷物運び。力だけならウナムより強い。

・ディチェム

 小間使い。シャナルの手伝いをするよう言われている。

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