第56話 後悔はもうとうに済ませたよ

リューネブルク市・司教府―――


「捕えた神官達を丁重に扱えと……あの副頭領にしては珍しく寛大だな」

「つきましては……彼らを監視するための人員の選別もブリギッテ竜司祭長にお願いしたいとか」

「嘘だろ……生誕祭の警備もあるのに、まだ働かせる気かよ、悪魔め……私を休ませろ、サボらせろ、贅肉をつけさせろ!!」


 ヴァンがツェツィーリエの診察を受け、アマーリアが捕えられた神官の長、グレゴール司祭長に寝返ったことを知った数時間後、件の裏切り者たるアマーリアは同じ司教府内にある、竜司祭長ブリギッテの執務室にやってきていた。

 アマーリアはとびぬけた美人という訳ではない。十代半ばを過ぎたばかりで、その上肉付きが薄く、色香と言う観点から見れば未だ及第点を与えられない。

 だが、その愛らしい笑顔は魅力の一つであろう。見る人の感情を和らげるそれは、しかし、奇妙なことに石膏像のように微動だにしなかった。

 あるのは笑顔だけ、そこに怒りも悲しみもない。我儘をいうことも、落ち込んだり、ましてや逆らったりもしない。完璧なる奴隷の姿だった。


「申し訳ありませんが、すぐにでも選別をするように言われておりまして……この書類にサインをしていただけませんか?」

「リヒテルめ……」


 休息を求めて、わめき散らすブリギッテに対し、アマーリアがやんわりと、しかし断固とした態度で書類の決裁を要求する。

 ブリギッテはそれに逆らえない。リヒテルに対する恐怖のためだ。一週間前の港で戦闘前の豪遊でお財布以上の額を使ってしまい、その返済を彼に迫られているのだ。

 ゴルドゥノーフ騎士団に勝利したことを鑑みて、リヒテルがその額を建て替えた(司教区予算ではなく、自費で)のだが、取り立てに関して、リヒテル以上に厳しく、容赦のない人物をブリギッテは知らない。

 結局のところ、真面目に仕事をしないと、債務不履行の罪で牢獄送りにされてしまう。彼女は今やリヒテルの奴隷である。そう公言したりもする。

 もっともリヒテルにしてみれば、全ては自業自得であり、その尻拭いをさせられている自分こそが被害者であるということなのだが、リヒテルはブリギッテと違ってそのような恥を吹聴したりはしない。


「人数は十人、人選は全て任せるとのことです」


 アマーリアが差し出した書類には確かにリヒテルのサインと、神官らを監視するための人員を選出する旨が書かれていた。

 しかしそこに一つ、嘘がある。

 神官らを丁重に扱えという書類は偽物だが、この監視員選出の書類は本物だ。ただし、リヒテルがこれを書いたときには、人員もまた決まっていた。 神官らを監視するのは、リヒテルが選んだファーヴニル達。今、彼らの名前が名簿から消え、項目欄は空白になっている。


「ただでさえ人手不足だから、できれば私の傘下である神官兵から引き抜きたくないのだけど……神官兵から出さないと、誰が監視役になるんだ?」

「さあ……私にはさっぱり」


 小首を傾げるアマーリアだが、司祭長グレゴールの走狗となった彼女は真実を知らされていた。無論、ブリギッテには言うはずもない。


「どうせ、督戦隊とかから出すのだろう。あいつら、私達神官らをゴミのように思っているからな。奴らが監視員になると、一人か二人は死人が出るよな……」


 ブリギッテが思い浮かべたのはハノーヴァー砦にて、自分ら友軍の背後から矢を向けた督戦隊らのことであった。

 原因は戦闘を回避したかった彼女が敵の神官兵と通じて八百長を仕組んだことなのだが、いろいろあって、ブリギッテはそのことがばれなかったと信じている。

 であるならば、リヒテルは初めから何も悪いことをしなくても、自分らの背に剣を突きつけて戦わせたことは明白であり、勝利したからいいものの、下手をすれば全滅していてもおかしくない。

 そのことに対するリヒテルの謝罪も説明もない今、基本的にブリギッテはリヒテルとその配下であるファーヴニルらが嫌いである。


「私はあの陰謀家のじいさんは嫌いなんだけど、一応は同じ司教府で仕事をしていた同僚だしな、見殺しにしたら寝覚めが悪い……分かった。監視員はこちらから出す。ああ、また忙しくなる……もう、働きたくないよぉ」


 グチグチと不平を言いながら、ブリギッテが書類にサインをする。勿論、彼女の直筆であり、専用の判を押す。

 この瞬間、グレゴール司祭長の監視は彼に敵意を持つファーヴニルではなく、元同僚である神官兵に代わった。

 ブリギッテはついこの前まで腐敗神官であり、好き勝手に生きてきた。だから自分に自信がない。

 だがハノーヴァー砦、リューネブルク港での戦闘に勝利したという名声、そして何よりもリヒテルがアーデルハイドやグレゴールなどのブリギッテよりも立場が上の存在を粛清したことにより、彼女の地位が相対的に高まっていた。

 簡単に言えば、ブリギッテ・バウムガルドは一大勢力となったバルムンクの事実上の№2(エルンスト老はヒルデスハイム勤務のため、本部たるリューネブルク市にいない。よって№3)であり、リヒテル以外の人間は彼女に逆らえないのだ。最低でも、彼女が言う督戦隊程度の地位では彼女の命令を覆せない。

 そしてリヒテルは各地のファーヴニル組織を統合するのに忙しくて、牢屋の監視などと言う些末事をいちいち確認する暇などない。グレゴールの策は誰にも破られることはないのだ。


「ありがとうございます。それでは私は失礼しま……」

「アマーリア……」


 書類を抱えてそそくさと退散しようとするアマーリアをブリギッテは呼び止めた。そしてじっと彼女の顔を見る。見方によっては不信感を抱いているように見えたかもしれない。

 数十秒後、ブリギッテはニッコリと笑った。


「今日も笑顔が可愛いね」

「そうですか……ありがとうございます、あはは」


 アマーリアは笑顔を崩さずに退室していく。ブリギッテはそれを黙って見送る。そしてアマーリアがドアを閉め、その足音が遠ざかっていくのを感じたブリギッテはおもむろに机の一番下、隠し金庫の中から、一枚の書類を取り出す。

 歴代の竜司祭長らが極めて重大で、副官にすら見せない程の機密を隠す時に使うその金庫のカギはブリギッテしか持っていない。

 竜司祭長が代わるたびに鍵が新しくなり、無理にこじ開けようとすると中の書類が燃えるように、凝った仕掛けまでついている。

 ともあれ、人には見せたくない内容なのだけは確かであった。


―――侍祭、アマーリア・オルロフが裏切り者たるグレゴール司祭長に寝返った。彼女もまた裏切り者だ。注意されたし……ヴァン―――


 アマーリアが見せる石膏像のようなぎこちな笑み、奥に眠る感情を読み止れまいとする仄暗い瞳、ブリギッテはその不自然さに大分前から気づいていた。

 信頼されていない、むしろ敵とすら思われているかもしれない。これがリヒテルならばその感情を読み取った段階でアマーリアらを排除している。放っておけば、自分の部下が危険に晒されることが分かるからだ。

 だが、しかし……


(ヴァンは、こう大袈裟に書いているけれども、アマーリアはいつもと変わらないよな。きっと、ヴァンは疲れているんだな。この頃、あまり寝てないようだし……)


 ブリギッテは、アマーリアの笑み以外の表情を見たことがなかった。彼女は常にブリギッテに対し、従順だったのだ。

 礼儀正しく、反抗的な態度など一度も見せたことがない上に、例えばブリギッテが物資の横流しやつまみ食いなどと言った不正を行ったとしても上に報告するどころか、隠蔽の協力までしてくれる。

 ただ、心の底では信頼されていないことは薄々感じてはいた。文官らが彼女達少女奴隷をどんな扱いを知っていて、ブリギッテら武官は見て見ぬふりをしてきたし、いや、反乱を警戒していたスヴァルトがブリギッテら武官らを監視していなければ参加していた可能性もある。

 ようはブリギッテは過去の悪行からアマーリアに対し、負い目があるのだ。今になってじわじわと罪悪感が心を浸食し始めた。

 市民に英雄と崇められたことで少しばかり、真面目に生きようと考え始めていた。しかし、その考えの方向性は上司たるリヒテルと真逆ではあったが……

 そういえば、バルムンクがこのリューネブルク市のスヴァルトを倒し、実権を握った時に逃げ出した先代の竜司祭長は生きているかな、と益体もないことを考える。


(ま、持ちつ持たれつ……)


 そう独り言ちると、ブリギッテはヴァンの報告書を握りつぶした。


*****


司教府・執務室―――


「腐敗神官達を尋問したが、スヴァルトと繋がっていた情報は出てこなかったぜ」

「しゃべれば、処刑されることくらい彼らも理解しているだろう。口も重くなるだろう」

「あたしの勘だけど、奴らにそんな根性はない。ただ、グレゴール司祭長、あいつだけは何か隠している。得体がしれないね」


 ブリギッテがアマーリアと相対したころ、司教府の中枢、司教執務室にて三人の男女が今後の方針を話し合っていた。

 一人はバルムンク頭領、リヒテル。その副官エルンスト。そして三人目。傭兵隊長、マリーシア・ゼ―バルト。

 元々は北東、ブランデンブルク司教区の裏街を支配していたファーヴニル組織の一員だったが、十年前のスヴァルトの反乱により、組織は壊滅。

 その後は傭兵として各地を放浪しつつ、反スヴァルトの組織に手を貸してきた。

 気の強さを示す釣り上った目に、獣のように整えた金髪のウルフカットをターバンで乱雑に抑え、そのだらしなさとは別に皮鎧をきっちり着込んでいる。

 年齢は二十歳を少し過ぎたぐらいだが、一つ一つの動作が威圧的であり、歴戦の戦士としての風格がある。


「拷問にかけてもいいが、うちらは細かいことは苦手でね、殺してしまうかもしれないぜ」

「それは困るな、彼らには使い道がある今は死んでもらっては困るのだ」

「今は……か、さすがはリヒテル頭領、どこぞの甘ちゃんとはえらい違いだ」


 底冷えするような声でマリーシアがリヒテルを称賛する。しかし、彼女はリヒテルに味方すると決めていたが、例えばアンゼルムなどのようなバルムンクのファーヴニルのようにリヒテルを盲信してはいない。

 彼女は自らの意志で物事を決定し、部下たちを生き延びさせてきた。生存権を無条件に他者に委ねたりはしない。


「あたしは今まで口先ばかりの反スヴァルト主義者どもを幾人も見てきたが、あんたはその輩との共通点がまだ見えない。だが、まだ安心はできないね。あんたの部下を見せてくれ。部下を見ればそいつの器がわかる」

「マリーシア、少しは口の利き方に気をつけたらどうだ。お前が今、目の前にいるのは……」

「構わない、エルンスト」

「じゃが……」

「試されているのだ、私は……傲慢な態度は演技だ。マリーシア、お前は一度問題を起こしてからは雇い主に対し、従順だそうだな、最低でも表向きは……そう聞いている」


 マリーシアがピューっと口笛を吹く。今度は素直な賞賛だった。


「良く調べたな」

「私は紹介状一つで人を雇ったりはしない。昔は違ったが、今はな……」

「女の過去を調べると、嫌われるぜ」


 マリーシアがリヒテルを睨みつける。演技を見抜かれてもなお、彼女は当初の予定通り、挑発して真意を引き出す方針を変えなかった。にらみつける視線には殺意すら含まれており、常人ならば恐怖で口が利けなくなるだろう。

 しかし、にらみ合いは意外なほど、短く終わった。リヒテルが目をそらしたのだ。


「戦争の準備までは一週間ある、それまでに疲れた体を癒しておけ。ただ、なまらせたりはするなよ。お前は大丈夫だろうが、部下は心配だな。生誕祭もある」

「生誕祭……戦争前にお祭りをするのかい?」


 生誕祭とは、十二月に行われる、アールヴの英雄シグルズの誕生を祝うお祭りのことだ。その前夜祭は冬越しの中に合って、民衆の唯一の愉しみであり、冬の寒さを物ともしない、たくましいアールヴ商人が競って物資を都市部に運んでくる。

 無論、輸送に多額の費用が掛かるために割高だが、年に一度の祭りということもあり、人々の財布の紐もゆるい。

 一説によると生誕祭の本当の日付は秋であり、冬の寒さに備えて人々が倹約に走り、よって商会の売り上げが下がるのを補填させるために大商会が賄賂を法王府に送って日付を変えたというそうだが、兎にも角にもそれは人々の愉しみであり、都市としても、収入源と成り得る。

 しかし問題は、商人の仮面を被って、顔の知らないたくさんの人間がやってくるということである。


「生誕祭は都市によっては、都市人口が一時的に倍になる。恐らく、スヴァルトの間者が紛れ込んでくるだろう。防げるのか、頭領?」

「全ては無理だな。兵士の人員が足りない、間者を見つけられるほど目ざとい兵士は特に」

「だったら……」

「大商会から戦費を調達する上で、これが条件なのだ。生誕祭を仕切らせろ……だが、私の狙いはそれだけではない。むしろ……」


 リヒテルがわざと言葉を区切った。マリーシアに答えを考えさせる時間を与えたのだ。その意図に彼女はすぐに気付いた。憮然とした表情をする。

 それを感じたエルンストが代わって先を続けた。リヒテルはもう十分だとばかりに手を振り、エルンスト老に合図を送っていた。


「この数か月、戦争続きで市民は疲れている。つい一週間前もスヴァルトの侵攻があったのだ。そろそろ、ここいらで息抜きをしておかなくては暴発する。次の戦い、長期戦になる可能性もあるしの」

「政治か……あたしは傭兵だから、難しいことは分からないね。だけど、油断してスヴァルトの間者に寝首をかかれるなよ」

「それはこちらの台詞だな」

「何……?」

「寝首をかかれたならばお前も、お前の部下もそれまでだっただけのことだ。心配ならば、帰っても構わん」


 冷たく言い放つリヒテルに歴戦の傭兵たるマリーシアが絶句する。彼女はしきりに手をズボンにこすりつけていた。嫌な汗をかいたのだ。リヒテルに気圧されていた。


「試されているのは……あたしの方ってことかい」

「そういうことだ。もう一度言う、自分と部下が心配ならば帰っても構わないぞ」

「冗談……ここで帰ったら、何て部下に言い訳するって言うんだい」


 マリーシアは己の矜持を最後の力として、必死にリヒテルと目を合わせていた。ここが彼女の正念場であった。目をそらせば、首に枷を嵌められ、操られる。

 彼女は自身と、部下の生存権を譲らないように必死であったのだ。


「姉御……会議中にすみません」

「なんだい!!」


 ドアを開け、三十代半ばくらいの傭兵が執務室に入ってきた。マリーシアの部下だ。ちょうど、会話を中断された形だったため、彼女は内心、安堵した。

 ただし、部下の手前、弱い所を見せないよう、わざとぶっきらぼうに応対したのだ。


「姉御……実は突然、牢の……」

「そんなことが……まさか神官らが……」

「どうしたのじゃ?」


 マリーシアの部下が他者に聞こえないように話すのを、エルンスト老が咎める。しかし……弱みを見せたくないマリーシアはそれを無視した。


「申し訳ない、ちょっと不始末をしたみたいだ。ちょっと、行ってくる」

「大丈夫なのかのう?」

「自分のケツくらい、自分で拭くさ……あたしをそこいらの女と一緒にしないでくれ」


 そう言うと、マリーシアは執務室を駆け足で出ていった。少しだけ、逃げるようだった。


*****


「何があったのじゃ」

「大方、ついに神官らが動き出したのだろう」

「なぬ、もしや既に神官らから情報を引き出したのか?」


 エルンスト老がどこか咎めるような風でリヒテルを詰問する。彼はリヒテルと違って、マリーシアとは知り合いだ。

 矜持の高い彼女のこと、騙しているに近しい、試し方をされては後々まで尾を引くかもしれない。しかし幸いにもその懸念は杞憂に終わった。


「神官らを人だと思うな、エルンスト老、あいつらは豚だ。豚が望むのは餌であって、それ以外でもそれ以上でもない。望むものが分かればどんな策略も見破ることは難しくない」

「して、その餌とは……」

「間違いなく、バルムンクの重要人物を売って、スヴァルトに媚を売ることだ。どうやら奴らは姉上と同じ方法をもう一度使うようだな。まったく進歩のない奴らだ。しかし、これで囮が無駄ではなくなる」

「囮……ヴァンのことかのう」


 エルンスト老は一人の少年の事を想い浮かべた。港にて自分を助けてくれた恩人の一人、彼は息子と重ねるリヒテルのためにその身を使い潰す気でいるが、恩人たる年若き、否、幼きヴァンにも幸せになって欲しいと考えていた。

 今の所、ヴァンはリヒテルの目的に従順である。だから、ヴァンを助けることはリヒテルを助けることに繋がる。エルンスト老の信念には支障がない。


「いや、ヴァンは既に神官らにその恐ろしさを知られている。確かな地位にもつけたし、ヴァンでは警戒されて囮にはなるまい。ちょっかいをかけて大火傷しかねない相手に対し、神官ら襲い掛からない」

「随分とヴァンを買っているようじゃな」

「あれは私の育てた孤児の中で最優秀だからな。これで自身の技能を継承……人を育てられればもう完全に独り立ちだ……話が逸れたな、だから今回は囮にふさわしい人間を用意した」

「ふぅ……ご冥福をお祈りするわい」


 エルンスト老が短く十字を切る。彼は犠牲になる人間を憐れんでいるのだ。しかし、止めはしない。

 綺麗ごとばかり言っても仕方がない。エルンスト老とて無頼漢たるファーヴニル、暴力と詐術を駆使して生き残ってきたのだ。

 しかし、しかしそれでも告げられた名前は彼が驚愕するにふさわしい名前だった。まさか……


「囮はテレーゼだ。母親を失い抜け殻となった彼女には他に使い道がない」

「お、お主……まさか、妹を……」


 母親を失い悲しむ妹を平然と贄に捧げるリヒテルの冷徹さにエルンストは戦慄した。それに対しリヒテルは……


「後悔はもうとうに済ませたよ。私の肉親に生まれた不幸を呪うがいい、テレーゼ」


 どこか言い訳するように付け加えた。

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