第306話 奇跡を見せるのか、現実を見せるのか……

 物語の展開と言えば王道はやはり最後に奇跡を見せる事にあると思うんですけど、その展開が安易だと読んでいて白けてしまいかねませんよね。読者の予想をちょっとだけ裏切るのがいい作品の必須条件だと思います。


 で、そう言う展開以外にも現実を見せる作品もありますよね、いわゆるバッドエンド系の展開。バッドでなくても、当初の目標には達しなかったみたいな話。弱小校が全国優勝を目指して県大会は優勝したけど全国大会で即敗退とか。この系統の話もしっかりと描けばいい作品になります。


 作品を書く時にものすごい都合よく話が進んじゃうのか、現実的に努力があまり実を結ばなくするのか、つい考えてしまうのです。

 とは言え、ハッピーエンドが好きなので、ついつい都合のいい話を書きがちなのですけどね(汗)。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る