第305話 読んでいて違和感を感じると自分内で評価が下がっちゃう

 色んな人の作品を読ませて頂いて感じる事なのですけど、読んでいて違和感を感じると、そこが引っかかって物語に没頭出来ない事がよくあります。立場を変えると自作があまり読まれないのもそう言うところかなあと思うんです。


 違和感の正体は、表現が合わないとか、物語の展開に納得出来ないとか多分そう言うところなのですけど、他にも作品の波長が合わないとか、そう言う表現の難しいレベルでの差異もある気がします。


 人気の作家さんはその辺りが実に洗練されているんですよね。万人に読みやすく、違和感を感じさせない。不人気の作品がマニアックなカレーサイダーみたいな色物だとしたら、人気作品はキリンレモンのようなみんなが認める美味しさなんです。


 ああ、いつかキリンレモンになりたいなぁ……。

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