第156話 星評価の高い作品を書いている人の創作論は信用する

 カクヨムでも創作論は色んな人が書いていますが、誰でも書けるが故に、その創作論の質もバラバラですよね。読んですごく感心したり、目から鱗が落ちたりと、有意義な創作論もある反面、あれ? 知っていて当然の事しか書いてない、みたいなほぼ役に立たないものまで。


 その創作論がどんなにいい事を書いていても、それが証明されていなければ絵に描いた餅です。実践、つまりその創作論の作者が書いた創作小説が高評価であるかどうか、私はそれをすぐに確認しますね。その創作論が口先だけでないかどうかがひと目で分かりますから。


 そう言う訳で、私は高評価の創作小説を書いている人の創作論なら、中身がどれほど自分に合わなくても信用します。実績がありますから。その基準はその創作論の評価以上の作品を書いているかどうか。これ、意外といないんですよ、創作論は高評価になりがちなので。

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