第86話 若者のつもりで書いたのに老けていると言われる

 私の書く小説の主人公は少年少女が多いです。中でも少女が多いかな。イラストでも少女ばかり描いていました。女の子を描くのは楽しいですもんね。

 そんな訳で自分ではその年齢のキャラのつもりで書いてるんです。脳内の少年少女が文章として各物語で活躍しています。


 ですが、私の想像する少年少女はどうやら少年少女じゃなかったようなんです。拙作に向けられたコメントに少女じゃないですねと断言するものがあったのですよ。これはショックでしたね。そうか、自分は少年少女が書けていなかったのか……。

 若者を描写しているつもりが老けていた――自作の受けない理由が分かった気がします。

 つまり私の作品の登場人物は老けた中年が若者のコスプレをして演じていた痛々しいものだったんだよ! な、なんだってー!


 と言う訳で私はもっともっと若者の研究をせねばなりません。誰か教えてプリーズ。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る