第19話 どれだけ作品を書いても結局主人公は絶対に作者自身になってしまう
これは私の技術が未熟なせいなんですけど、主人公のキャラが私の倫理観の範疇からズレないんですよね。どの主人公も最終的に自分になっちゃう。平気で人を殺せたり平気で人を裏切ったりとか平気で好きな人に告白出来たりとか出来ない。
願望を代行してくれるからやりたい自分、なりたい自分を演じる事は出来るけど、それが出来る自分でまとまってしまう。それ以上の描写が出来んのですはい。
お金持ちの自分、勇者になった自分、ラブコメはまだ書いた事ないけどモテモテになった自分、そう言うのを想像してキャラを作っても、そう言う境遇になった自分を投影するしか出来ない。きっとこれが創作のひとつの壁なんでしょうね。
ここを乗り越えれば皮がひとつ剥ける! 大人になれるんや!
そう思いながら代わり映えのしない主人公達を量産する私なのでした……。
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