陳腐化した国連と国際法

ЕСБの革命

国連と国際法は無用な組織に成り下がった。

 今回は国連や国際法について説明していきます。

 国連や国際法は世間では偉いと考える人が多いですが、個人的にはそう思いません。

 何故なら、国連や国際法は戦勝国、特にアメリカ、英国、フランスの3か国が中心に作られた法律なので彼らに逆らう事をやれば散々と非難される始末です。

 事実、同じ戦勝国でもロシアに対する国連や国際法の姿勢は大いに疑問を感じます。

 何故なら、ロシアが同性愛迫害をやっただけで散々と差別される構図が出来るのに対し、アメリカが女性差別、英国やフランスが東欧や中東の人間に対して暴力的な差別行為しても非難されない可笑しな構造になっている事が主な要因だと感じたからです。

 なので、国際法は国益にならない事ははっきりした上で権力批判する事は重要になります。

 又、その国の政府が仕掛ける悪法は実は国連等の国際機関が関与している事も特筆すべき点だと思います。


 では、国連がどうして陳腐化したのか?

 それはイラク戦争の際に、国連はアメリカ政府に肩入れし、中東の問題ではアメリカのイエスマンになった事が非常に大きいからだとされます。

 事実、イラク戦争以後も国連はアメリカや多国籍企業に対して甘い姿勢を繰り返していた事が何よりも大きな証拠となり、国連が支援しなければイラク戦争や中東の混乱を引き起こす事がなかった。

 そう考えると、中東の戦争に国連が関与している事は間違いないでしょう。

 なので、国連や国際法尊種=対米追従になるだけなのです。

 つまり、アメリカの意向や国連の意向を従うだけではアメリカのケツを舐めるだけの対米追従連中に過ぎないのです。

 反米であっても国際法尊種を語る言論人は注意が必要となります。

 又、中国やロシア、アメリカといった国は国際法を守らないし、国連そのものに対して価値を持っておりません。

 トランプ大統領、習近平国家主席、プーチン大統領。

 これらの大統領は国際法がどれだけ無価値なのか既に知っているのです。

 なので、国際法尊種=アメリカ追従に過ぎず、国際法を守れば守る程、アメリカに搾り取られる構図が完成するのです。

 更にTPPやAIIB、パリ協定などの自由貿易や国際協定はいずれもISD条項(投資家保護条項)が付いているのはご存知だと思う人が多いでしょう。

 しかし、それを主導しているのは参加国の政府でなくIMF、WTO、国際人権委員会といった国際機関が主導している。

 なので、国際機関がそういう危険なものを推進している事を考えるとトランプのTPPやパリ協定離脱は実は、国益になる事が明白になるのです。

 又、英国の欧州連合離脱は移民より英国の主権回復などを考えると英国の離脱は主権回復の為の道筋だと明らかなので、国益に繋がります。

 なので、国際機関は劣悪なやり方を推進する機関だと解れば次第に国際機関を信用する人は少なくなる。最も国際機関を信用するより、自分で考えて国際機関の危険を理解し、脱欧米や脱国際機関的な価値観を繋げる事が重要となります。

 又、国連は国に人権侵害の勧告を出しているものの国連職員のブラック労働を放置している時点で国連も人権侵害行為をしていると解ればあなたはそれでも国連を信じますか?

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