少なくとも僕はこんな小説を読んだ事がありませんでした。いつものものとは違う何かを求めてる方にオススメしたい小説です。面食らって、いつのまにか毒されてる。そんな小説。
動物達の国のお話。と言っても、明るく楽しい訳じゃない。動物が国を治め、商売をし、家庭を作り生活する世界が、現実味を持って描かれる世界そこに現れた無力で無関係な人間が、とても人間らしく、動きます…続きを読む
主人公の心理描写、また異世界の描写が丁寧で、おいてけぼり感なく読み進めて行くことが出来ました。ところどころ、クスッとしてしまうような表現もあって、著者のユーモアな視点も伺えて、楽しく読めました。…続きを読む
生きていく上で知らぬ間に自分を縛っている思想がなんたるかを考えさせられます。
異世界転生モノの醍醐味といえば、主人公が異世界になにを持ち込むかという点ですが、この作品の主人公・飯沼道明(イイヌマミチアキ)が持ち込んだのは、現代日本の思想でした。他の異世界転生作者も扱おうとし…続きを読む
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