始まり
~戦国時代~
「よろしくお頼み申します!私に領地をくださいませぬか?」
「もう家臣にすべて渡した!領地はやれぬ!」
「そこをなんとか!」
お調子者の足軽、
「では、良い方法を思いつきましたので、殿様の家来はもう終わりにしましょう。」
「勝手にせい!」
晴の助は城を出て、落とし穴を掘る晴の助の息子、
「吉丸!落とし穴か。ようし!俺もほるぞ!そして、殿さんを落としてやる!」
「え!?そんなことして怒られないの?」
「大丈夫!もう怒られないんだ。」
2人は沢山掘り、沢山土を集めた。
「その土どうするの?」
「この土で島をつくれたらどう思うか?」
「お父さん大丈夫?」
「つくるんだ。島を。」
話しながら歩いていたら、晴の助達の家に着いた。
「今帰ったぞ!」
「楽しそうね。お帰りなさい。良いことあったの?」
「ああ!領地をつくるんだ!」
晴の助の妻、ゆきは言いました。
「想定内。」
「へえー。やっぱり。」
ゆきはほぼ天才だからだ。
「お父さん、わたしも手伝う!」
そう言ったのは晴の助の娘、
「ようし!家族皆で島をつくろう!」
「おー!」
こうして、始まった。
島物語 ゆっち @yucchi
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。島物語の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます