第1章4 眠れる少女?の庭


 無事に進級が決まり、講師のネーリがシオウの性別で驚愕の叫びを上げ、お姫様が人気ひとけのない所で襲われかけた頃から、およそ1週間が経過した春先の穏やかな日。


「あ~、平和だ。くー~~ッッ!! 2年次が始まるまで、まだ2週間近くあるなー。何かしようか…うーん、でも何も思いつかないな…ふぁぁぁ」

 校舎の窓に両腕を置いて、外の景色を眺めつつ背伸びからの一欠伸ひとあくび

 進級だ新入学だ卒業だのこの時期は、一切の講義がない。だからといって生徒にとって休日というわけではなく、一応は普段と同じで、毎日学園に通う。

 特別やらなければならない事は何もないため、思い思いに自習したり、演習場で精を出したり、成績外科目である芸術・嗜好系の科目での作品作りに没頭したりと、学園での過ごし方は様々だ。

 当然、今のリッドのように何するでもなくのんびりと過ごしている生徒も多い。あるいは彼らが最大派閥だろう。年次の移り変わりという事もあって、多くの者が気が抜けてしまっている。

「(休息の時、ってカンジだな~。はーぁ…シオウの奴、大丈夫かな? まぁ半分くらい、オレのせいか。スマン、上手くやってくれ)」




 それは今から5分ほど前のこと。


………―――――――――――――――――――――――

 リッドは今と同じ場所で同じようにくつろいでいたのだが…


「あ、いた!! いましたよ、ミュースィル様! あの方です、あの時私達を案内してくれた男子は!」

「!? な、なんだ?? …あー、確かアンタらは」

 何事かと思い、窓の外から廊下へと視線を移す。するとそこには見覚えのある3人の女子生徒がいた。

「ようやく見つけられました。先日は助けていただき、本当にありがとうございました」

 その筆頭、いかにも上流階級な家のお姫様と思しき物腰の女子がペコリと綺麗なお辞儀と共に謝意を述べた。


 色艶が根本から毛先まで満ち溢れているような、一切色にムラのないブロンドヘアーに、どうやったらあんな肌になるんだと驚くぐらい綺麗な肌。

 長い髪は編んでサイドに流し、その先端はお辞儀から上体を上げた際に、大きなバストの中央、ちょうど谷間辺りの上に一度乗っかってから、流れるようにサイドへと滑り落ちた。

 本人が小顔な分、余計に大きく見える胸元だが、リッドが男子として気になったのはそこよりも遥か下、彼女のスカートの方だった。


「……あー、えーと、いや、オレはたいしたことはしてないです」

 半ば上の空に返してしまい、失礼だったかとも思う。

 だが彼女のスカート―――丈が長く、金色の上等な刺繍が一部に入った――は、この学園では他に着用者を見た事がない、珍しいタイプ。好奇や好意の気持ちよりも、リッドはそこに怪訝な気分を抱いていた。まるで他の女子生徒とは一線を隔すような扱いに思える。


「(あれは、…家紋、っぽい? 相当にお偉い家柄の御嬢様ってことか??)」

 この学園が貴族や金持ちなどの上流階級な家の子が通う事はよく承知している事。

 一方で、神殿に預けられ育てられたリッドは、卑屈っぽくなってしまうが身分的にはかなり低い。表向きはかしこまったりなどせず、ラフな態度を貫いてこそいるものの、気持ちの上ではつい身構えそうになってしまう。相手次第では自分ばかりか、周囲の人間にも迷惑のかかる事になりかねない。

 彼女の言う一昨日の事にしてもそうだ。直接助けに入るのを、リッドを抑えてシオウが担ったのは、元は旅人なシオウと違って、リッドには万が一の場合、迷惑が及ぶ人間がいる事を気遣ってくれたからである。


「あの、もう一人の御方……確か、“シオウ” とお呼びしていらした方にもお礼を述べたいのですが、どちらにいらっしゃるかご存知ありませんか?」

「ミュースィル様、この方に謝意を伝えてもらえばよろしいではありませんか。何もミュースィル様ご自身でそのような。第一、ミュースィル様ともあろうお方がこんな下々の者に頭をお下げになるだなんて…」


 取り巻きの女子たちもいいとこの娘に違いない。だがミュースィルと呼ばれた彼女と比べると見劣りする。纏っている雰囲気はもちろんの事、あきらかにリッドを下賤の者という風に見ている感じが取り巻きからは伝わってきて不快感を覚える。

 だが、リッドがそれを表情に出すより早く、ミュースィルが彼女達を窘めた。


「いけませんよ、貴女達。そういう言い方や態度は相手に失礼だと思わないのですか? ――――申し訳ありません、連れが大変ご気分を害してしまい…」

「あ、ああ…大丈夫、気にしないんでそういうの。それでえーと…?」

 よくできた女子だと思う。少なくとも、こっちが多少無礼であっても、イチイチ波風を立てるタイプではないとわかり、リッドは強張りかけていた心の緊張をほどいた。


「あ! すみません。先に名乗りもせず不躾に……。わたくしはミュースィル。ミュースィル=シン=ルクシャードと申します、以後お見知りおきを」

「みゅ、ミュースィル様!?」

 取り巻き女達が慌てふためきだした。ミュースィルの名前を聞いたリッドも、今ならそんな彼女らの態度は納得いく。


「…えーと、ご丁寧にどうも。あー…オレは、リッド=ヨデックって言います。ども」

「(皇帝の娘とか、完璧お姫様じゃないか。うーあー、シオウ…オレらけっこー大変なのを助けちまったみたいだぞ)」

 高貴な貴族、どころの話ではない。頂点たる皇帝とその妻である皇妃を除けば、女性ではこの国の最上位の身分に位置する存在だ。緩んだ緊張が、再び戻ってこようとする。


「(取り巻き女どもが態度悪りぃのもしょうがねーわな、こりゃ…。さて、どー対応したもんか?)」

―――――――――――――――――――――――………




 結局、リッドは対応に困りあぐねた挙句、直で助けたのはシオウだし、相手もシオウの居場所を聞こうと話しかけてきたらしいので、アイツに丸投げしてしまおうと、正直にシオウがいるであろう場所を教えてしまった。

 つまり今、リッドが窓の外を眺めてのんびりしているのは、友人に面倒ごとを押し付けてしまった事への自己嫌悪と現実逃避である。


「はー…やっぱ見にいくべきかなー。いや、シオウなら上手いこと――――」

「おい、そこのお前」

 野太い、力強い声がかかる。リッドは窓枠から身を起こし、声のした方へと振り向いた。


「(……なんなんだ? エリートさんらとつくづくよく会う日だな)」

 声の主は2m近い、いかにも鍛えていますといった感じの、大柄な体躯に常に怒っているような力強い人相の男子生徒だった。

「暇を持て余しているのであれば、俺の訓練・・に付き合え」

「有無を言わさない感じすぎるだろ。そんなんじゃいつまでたっても友達できないぜ、ガント?」


 ガント=ガンツァーヴリッグ―――――

 皇国でも五本の指に入ると言われる名門ガンツァーヴリッグ家の次男であり、家名の一部を名として付けられているほど親が期待を寄せているらしく、事実そのいかつい見た目とは裏腹に戦闘技術系科目のみならず、他科目においても上位をキープするほどの頭の良さを持つ優等生の一人。


 だがリッドは先ほどとは違って、ガンツに対しては一切の緊張を抱いていなかった。それは相手の身分がさっきの姫さんに比べれば低い…とかではない。

 面識はさほどない同級生だが、ガンツはどちらかといえばその根っこの部分はリッドに近いものがあると感じていたからだ。

 事実、彼は自身の家柄をひけらかさず、身分の差などで他生徒を見下したりするような男ではない。

「(コイツの物差しは、多分もっとシンプル……力って感じだろーな、いかにも)」


「おい、貴様! おそれ多くもあのガンツァーヴリッグ家が次期跡継ぎと目されているガンツ様に向かって、その態度はなんだぁっ?!」

「(! アイツ…この間の)」

 先ほどのお姫さん同様、何人かの男子を取り巻きに引き連れているなとは思っていたが、その中につい最近見た顔が混ざっていた。やたら息巻いているが完全にガントの後ろに隠れて、わかりやすく虎の威を借りてわめいき散らしている。


「ガント様、こんな下等な平民野郎、ちょちょいとのしてしまってくださいよぉ。学園にいたくなくなるくらいまで痛めつけてやりましょう!」

「(うーわー、ありきたり過ぎんだろ。なんだよ、路地裏の友達町の悪友たちの方が根性あんぞ。大方、自分じゃ手に負えそうにないと思って、ガントをそそのかしたつもりなんだろーけども…)」

 こいつはそんな事で動く奴じゃない事は、リッドもこの1年で同級生として様々なところで見てきて理解している。権力や身分をかさに着るようなやからは、むしろガントが最も嫌うタイプだ。


「そんな事は貴様でやれ、愚か者め。……それよりもお前、俺の用件は先ほど言った通り、変わりはない。どうなんだ?」

「……ま、いいぜ。暇してたのは確かだしな。そのご指名、受けてやるよっ」


 リッドも、学問よりは身体を動かす方が好きなタイプだ。ほとんど面識のない相手だが、これもいい機会かと思う事にし、さほど迷うことなく応じた。



 ・


 ・


 ・



 穏やかな日差し。眩しすぎず、温かに射し込む古の庭。

 古い古い、乾燥しきった土色のレンガの壁は、一体かつてはどのような建物がここにあったのかもわからないほど、僅かにその痕跡だけを残す大小崩壊した残滓を残すのみだ。

 壁と同じ色で、極めて薄く砂ぼこりを乗せている石畳。老いきった遺跡の床が並ぶ中、その場所だけ綺麗に正方形状にタイルを引っぺがした地面……瑞々しく濃い緑を抱える芝生に覆われた、落差1mもない小さな小さな丘がそこにある。


「………」

 遺跡の中にあって、まるでオアシスのような緑の丘は、縦横およそ5mほどの面積しかない。

 その頂上には樹木が1本だけ植え付けられている。毎年この時期、綺麗な花を咲かせはするが、一体樹齢はいかほどか? 歪に変形した幹が、まるで腰の曲がった老人を思わせる。

 登るには頼りなさそうな細い枝、背高くもなければ低木というほど低くもない丈。しかし随所に開いた花は美しいピンク色で、時折吹く柔らかな風にその花弁の一部を与えていた。


 風流。


 穏やかな時間。親だかな時。穏やかな空間……

 それがこの場所にはある。だからこそシオウはこの場にいる事が多く、そして今日も芝生に身を預け、丘の緩やかな傾斜と花の天蓋の自然がもたらす最高の寝床で、いつものように本を読んでいた。


 しかし…今日は、少し状況が違っていた。


「………」

「………」

 寝転がっている彼の隣で、無言で優しく微笑む女子が腰かけている。何も言わずに、まさしく寄り添っていた。

 シオウは本を顔の上に乗せたまま両腕を後頭部に回し、伸ばした脚は片方を膝立てていかにも寝てますと言わんばかりに小さな寝息を立てている―――――もちろん、狸寝入り寝たフリである。


「みゅ、ミュースィル様…や、やはりその…起こして申し上げてしまえばよいのでは?」

「そうです。そのような・・・・・者を、起きるまで待つだなんて!」

 取り巻きの声に含まれているものから、シオウはなんとなく察する。恐らくは自分がどんな生徒なのかを、あらかじめ調べてきたのだろう。


「(一般生徒でかつ “劣等生” 相手に、貴女様ほどの方がそんな対応をするなんて勿体ない…ってトコか。似たようなのはどこの貴族連中にもいるもんだ)」

《――そのようね。で、どうするのかしら? あの二人はともかく、こっちのお姫様は、本当に起きるまで待つ気でいるみたいよ?》

「(……、………面倒だ。そのうち諦めるか、あの二人がしびれを切らして無理にでも連れていくだろうさ)」

《本当にそうなるかしら? まぁそれも見ものかもしれないわネ》


 取り巻き二人がワタワタしていてもお構いなし。当の本人は彼女らのいう事を完全に無視していて、聞く気もないようだ。

 もっともそれは当然だろう。偉い人に任命された侍従とかであればともかく、こういった学園での取り巻きとは、地位や名声、あるいは容姿や能力、実績などの優れたステイタスに傾倒した者が、勝手にその者の周囲に群がっているだけ。

 それは群がられる当人にはなんら関係ない事であり、群がってくる者のげんを聞いておのが行動を変えたりする義理はない。


「………」

 何も言わない。何気なく呟くでも、取り巻き達へ苦言を述べるでもなく。

 一切声を発することなく、綺麗な髪の一部を風になびかせながら微笑んでいる様は、見る者によっては天使か女神が古代の庭に降臨し、くつろいでいるかのように思うかもしれない。


「(画になる、というやつだな。美術系の狂った画家志望アーティスト連中生徒が見たら、画材一式持ち込んできて描き始めそうだ)」

《素直に美人だ、って誉めればいいじゃない。照れる事ないのに、クスクスクス♪》

「(……俺が、そういう感傷を抱くようなやつだと思うか?)」

《ぜーんぜん。ビックリするほど可愛げがないんだから、あんたってコはサ》


 まるで我慢対決のようだ、どちらがこの状況に先に音を上げるかという。

 しかし、もしもそうであるとしたならば、断然シオウに分がある。旅人だった彼は数多の野宿を経験しているし、自然の中に身を置く事に一切の苦はない。学園に入って以降、この場は我が庭も同然の慣れきった空間だ。このまま何日も寝たフリを続ける事だってできる。

 一方で、相手は皇室の姫君。

 まったく荒れていないその美しい肌から見て取れるのは、生まれてこのかた自然の中に長時間身を置いた事などないということ。やんごとなき身分の、その例外に漏れない生活を営んできた温室育ちのお姫様でまず間違いない。

 冷たい風が数度吹くだけで、簡単に風邪を引くヤワな育ちの身体。シオウに対抗できるはずはなかった。


 ・


 ・


 ・


「………」

「……………」

 夕暮れ。吹く風全てが冷たい。

 それでも彼女は何ら変わらず、シオウの側に腰かけたままだった。

 取り巻きの女子も貴族や金持ちの娘だ。冷たい風に身を震わせ、学園制服の腰巻き―――パンツズボンの上に巻いている追加スカート―――を外して、ショールのように上体に纏い、しゃがんで縮こまっている。


「みゅ、ミュースィル様ぁ…、も、もう帰りましょうよぉ」

「そ、そうです。お、お、お身体にさわりますよ?」

 彼女達の言葉は、どちらかといえばもう自分が帰りたいという意志であふれていた。だが一度取り巻きとしてその周囲に群れる事を決めた以上、中心人物が帰らないのであれば、自分達だけ帰るわけにはいかない。


《――――もう折れてあげたら? 彼女、夜通しでも付き合いそうよ?》

「(…だろうな。思ってたよりも芯のあるお姫様だ、まったく)」

 幾分、皇室育ちと舐めていたかもしれないとシオウは思う。その性格は存外しっかりとしているらしく、本当に自分が起きるまでいつまでも待つ気でいるのが十分に伝わってきていた。


「(こんなお貴族様学校、しかも上位の身分の者がここまで頑張る意志ある人間は珍しいな)」

《そうね、見た目よりずっと強いコだわ。でも…》

「(ああ、わかってる。残念ながら身体の方はそうはいかないな)」

 数分ほど前から、彼女が地面についている片手の指が小刻みに震えているのをシオウは知っていた。だがシオウは別に紳士であろうとかそういう心は持ち合わせてはいない。冷えてきたのであれば素直に校舎なりに戻ればいいだけで、無理に我を通そうとするのは賢い選択ではない。取り巻き女子たちの言い分が正しい。


「……………」

「(やれやれ。しょうがないな…、せっかく一年目はのんびり過ごせたのに、二年目からは少し、面倒な事になりそうだ)」

《クス、なんだかんだいって優しいコなんだから》


 シオウは、ゆっくりと片手をあげた。


 自分の顔を塞いでいる本の背表紙を掴んで持ち上げる。


 わざとらしい欠伸などはしない。なぜなら彼女は…



「……。俺が起きてる事、最初から知ってたんだな?」

 シオウの顔を見て一瞬だけ驚いたような表情をするミュースィル。しかしすぐにまた微笑みをたたえた。

「…はい。本を顔に乗せて眠るのは、息がしづらいですから現実的ではありませんし、緩やかとはいえ斜面の上で片足を上げたままというのも不安定ですから、本当に眠られているのであれば、途中で体を動かしたりしますでしょう?」

「あー…、そうか。目元を隠すように置いておくのが自然だった」

「はい♪」

 嬉しそうに。至極嬉しそうな笑顔を向けるミュースィル。やれやれと本を閉じながら立ち上がるシオウから、視線を外さない。


「みゅ、ミュースィル様。早くご用件を終えて、か、帰りましょう!」

「そうです! そ、それに貴方あなた! 起きていたのでしたらさっさと身を起こして私達に礼儀を払いなさいよぉっ」

 しかし取り巻きの声は無視する。

 すっかり冷えて身体の動きが鈍いミュースィルの手を取り、立ち上がらせた。


「ウフフッ、貴方は私の心の中が読めるんでしょうか?」

「いや? ただまぁあんなのが周りでいたら、大変そうだなとは思ったが」

 半分誤魔化しだ。実際、彼女の心中を察したからこそ、取り巻き女どもを無視したのも事実。

 しかし女子の心の中を読んだというのは、なんとなく憚られた。別に誤魔化す必要もないがシオウは誤魔化してしまった。それが照れるという感情の一環である事には気付かずに。


「…用件は歩きながら聞こう。頑張ったご褒美に、温かいものでもおごったほうが良さそうだ」

 その言葉にミュースィルはひどく驚き、そして少しだけ瞳を潤ませていた。

 誰もが………血のつながった家族でさえも理解しきれていない自分の心底を、この目の前の小柄な男子が、この僅かな時間で見抜いているような気がしたからだ。

 夕焼けの光に照らされている事もあってか、シオウの姿はどこか迫力めいて見えた。


 男の風格に欠ける彼が歩き出す姿。しかしお姫様にはとても頼もしく、同時に儚い何かを感じさせる。


 それが理屈では説明できない、惹き付けられるという事。

 ミュースィルは生涯ではじめて、言葉のコミュニケーションを十分に尽くしていない他人に、好意を抱くという体験をした。


 風が吹く。穏やかな、しかし力強い風が。


 舞い散る花びらとともに、ミュースィルの背中を強く押す。

 彼女の足は自然と歩みはじめ、心地よい気持ちを抱いたお姫様を、先を歩くシオウの後へ付いてゆかせた。



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