troll_online:プレイ未満レポート
桐麻
第1話
あるビルの狭い入り口で会員証を提示し奥へと進む。分厚い壁がスライドし、人が二、三人は立てればいい部屋が現れ、そこに立った。
再び壁が閉じると、眼下には暗い円錐状の空間が現れる。竪穴の中心に作られた太い透明なチューブリフトを下りながら、ゆっくりと周囲を見渡した。
地下に作られたこの場所は、シェルターと呼ばれるアミューズメント施設だ。世界の大都市には必ずある施設の一つだろう。地震大国日本では特に頑丈に作られ、
リフトは中心の太い柱から、細めのチューブが自転車のスポークのように壁に伸び、そこと壁面だけが薄ぼんやりと明るい。一面のハニカム構造の壁は、白いパーティションで区切られた個室だ。その蜂の巣のような穴には、一つずつ生体維持ポッドが詰め込まれている。元はバカ広い地下立体カプセルホテルだったものが、今やここは一大レジャースポット。都会のど真ん中に現れたリゾート施設なのだ。もちろん目に出来るのは疑似的な存在だが、動かずして旅行に出られる気分を味わえるのだから、本物には敵わなくとも、しがないサラリーマンには何ものにも代えがたい帰宅時の楽しみである。
リフトは中ほどで止まると、真横へと方向を変える。一つの穴の前に止まると、透明な壁にルームナンバーが浮かんだ。そこへカードキーともなる会員証を翳すと、ガラスがスライドし、暗かったガラスの向こう側に室内が現れる。一見ただのミラーガラスだが、時間超過しても応答のない客がいるなどの非常時に店側で中を確認することができるよう偏光調節できるものだ。迷わず足を踏み入れる。目の前にある自分専用の場所を見るだけで、疲労がほぐれるようだ。すっかり安らぎの場所となっているが、残念ながら時間貸しのライトプランだ。月毎、年毎の契約も可能だが、毎日時間が取れるわけではない。会員の間は、個人データを保存してくれるのだから不都合はない。
天井の低い室内には、中心に置かれた機材以外に何もない。クリーム色の細長いポッドは、巨大な座薬のようなフォルムだ。そそくさと歩み寄り、そのなめらかな表面を撫でると上部がスライドし、分厚いクッション材に覆われた中をさらけ出す。
新生体電子工学の発展による元は医療用の高価なものが、低価格化を計り一般利用に至ったものだ。人体に対する安全面は証明されているといえよう。それに加えて、神経を伝達する信号をエミュレートし、五感を騙すことのできる技術が確立した。そのポスト電子薬学の恩恵を、健康な者が娯楽のために使うのだから人間とはなんとも業の深い。
だが、まだまだ自宅に置くには難易度が高いものだ。ポッドを置ける十分なスペースがあるか、しっかりした土台か、インフラが整っているか、毎月メンテナンスのための技師を呼ぶ経済的余裕があるか等々、安全上や衛生上の決まりがある。取扱いには医師資格も必要で、増えつつある需要に技師の人材が足りていない状況だ。使用中は無防備になることから、防犯面の注意も払える堅牢な家も必要そうだ。手軽に手に入れられる者はほぼいない。
傍らのセーフティーボックスの天板が開き、ざらついた手触りのプラスティックバッグを吐き出す。滅菌済みのシールを剥いで取り出したのは専用の水着だ。水着とはいえ腕は肘まで、足は膝まで隠れる。その乳白色の薄くぴちぴちな水着は
ベッドに横たわると頭の側の壁にある取っ手を引き出す。潜水マスクだ。頭頂部から柔らかなパイプが伸びたそれを被って横たわると、上部がスライドして蓋をした。どこからか灯りが点き真っ暗ではない中を、人肌のぬるい培養液が満たしていく。完全な水ではなく温風のようでもあり、この感触は少々苦手だ。しかしこれがピコマシンの伝達を速め、専用の水着から体の隅々に疑似信号をつつがなく送ってくれるのだ。これを利用して、女性向けの肌に潤いを与えるアロマテラピーなどのオプションがあるようだ。それは必要ないが、温泉気分を味わえる入浴剤の香りを頼んだことはある。帰り道での違和感に慣れず一度試したきりだ。
目を閉じると速やかに半覚醒状態に移行し、薄っすらとした灯りさえ見えなくなる。これも麻酔薬の研究が進んだ結果だ。うたた寝をしているようにぼんやりとした感覚でありながら、意識の一部だけが徐々にはっきりしてくる。そこに透過した四角い枠が現れた。飾り気はないがメインメニューだ。ゲームカテゴリーの枠を視線でドラッグして広げる。
「あったあった」
メニューの先頭に豪華な装飾を施したタイトル、『troll_online:トロールオンライン』と、でかでかと表示されている。かなり宣伝費をかけているようだ。
シェルターが各地にできてしばらく経つが、コストや技術の問題か、初めは観光地を探索できるだけだった。ゲームといえば、せいぜい一人用か、少人数制のFPSなどに限られていた。それがまた規制に関する社会問題を起こしたのだが割愛するとして。
いよいよ大人数で同時に冒険できるシステムの完成に至ったのだ。次世代のVRMMORPGだ、期待するなと言う方が無理だろう。始まってしばらくはアクセス人数が絞られていたのは、運用についての調整もあったらしい。解禁されるやユーザーが殺到して、サーバーダウンしたというニュースを見た。気は逸るが、空き時間を無為に過ごしそうで、少し落ち着いた頃に参加しようと考えていた。
その間に情報収集したところ良い感想ばかりではないのだが、それも含めてレヴューなどを見かけては期待が膨らんでいった。
五感を再現できたといえども、ゲームはゲーム。国や審査機関による規制があり、あまりに不快な感覚は遮断される。プロモーション用のミンコフスキー空間ビデオで確認した内容では、全年齢対象らしくライトな表現が目立った。モンスターを殴ればポコンと間の抜けたSEが鳴り、斬れば血ではなく、きらきらとした星が噴射する。
これはR15以上対象であろうと血は最小限ですぐに消えるようにしてあるし、猟奇的な残虐行為は行えない決まりだ。だから血生臭い臭いはないし、痛みも再現はされない。精神的な傷を負う恐れがあるための配慮だ。
そこがまたプレイヤーにしてみれば拭えない違和感だが、あくまでもゲームの中であると認識することは重要なのだろう。
そこは納得するしかないとして、それでも仮想現実を、実感をもって冒険できる日を待ちわびていたのだ。特殊なデータセンターの自律型サーバー群を増強し安定したという、公式発表を聞いては耐えがたくなり、急遽時間を作って訪れてしまった。
これまでの期待を胸に、現れたキャラメイキングメニューへと視線を走らせるが、他の一人用ゲームと同じく選択肢はほぼ無い。
有志のまとめたレガシーゲームアーカイヴスによれば、「プリンス・オブ・ペルシャ猫」がリアルな挙動をゲーム性に加えた初のアクションゲームではないかと記されてあった。試しに触れてみたものの、現在の至れり尽くせりなことが当たり前になってしまったゲームに慣れた身としては、もっさりした感覚に戸惑ったものだ。
当時のゲームコンソールといえば、目で見て指で操作するものであるから、実際の予備動作を含む動きは、自分の体がそう動けるのとは別にして遅く感じてしまうきらいがあったそうだ。それは、その他の平面的なアクションゲームでは、余計な動作が短縮されるかカットされてあることで証明されているだろう。
しかしながらVRとなれば、普段と同様に自分の意志で動く必要がある以上、急に自分の体格が変われば違和感に歩くこともままならないらしい。そのようなわけで初めてゲームを始めるユーザーは、キャラクターメイキングできず、現在の自分自身の体格をスキャンし再現されて放り込まれる。変えられるのは動作に影響のない、髪や肌の色といった範囲だ。
ただし顔立ちだけは印象を変えることを推奨されている。当然リアルバレが嫌な者は多いし、犯罪対策なのだろう。大きく骨格は変えられないが、隠すかある程度細部を調整するくらいの選択ができるだけだ。
時間が惜しいため隠すを選択。用意されたお面パーツの一番目を選んだ。マジックで落書きしたようなお面が顔に被さる。服なども最低限の初期装備は自動で提供されている。それはどのゲームも同じで、そのまま外に出られる恰好であることは義務付けられている。衣装の変更は可能だが裸にはなれない。全部脱いでも下着だけは体に貼りついた状態だ。
その他のメイキングは、ゲームがスタートしてから存分に凝ればいい。無論、これも商売。本当に細やかな調整がしたければ、エクストラペイサービスを利用しなければならない。課金しろという意味だ。
それら最低限の設定を済ませて、終了ボタンを選択。
[目を閉じてお待ちください。心の準備はいいですか? さあ、ここがトロール・オンラインの世界です。]
機械的なノイズの走る合成音ヴォイスは、滑らかに人間の声帯をシミュレートできる現在においてただのシステムメッセージであることを示すために、あえてそう調整されたものだ。カップ麺が一分でできあがる技術があるのに、人間の気分的な問題であえて三分間にしてあるようなものだろう。そんな無機質な声の誘いにも、武者震いする。
テクノロジーが進歩しようとも人の精神は、いつまでも幼稚な喜びを求めてやまない。オートメーション化した時代でも、いや、だからこそゲームというルールのある場で遊びたい。今まさに、そんな童心に帰っていた。
☆☆☆
まばゆい日差しに徐々に慣れると、目の前には扉台の四角い枠がある。その向こうに、景色が見えた。超光触媒を用いたネオカーボンファイバーに覆われてしまった地上では、ほぼ見ることのできない景色。
この真っ暗な空間は、どのゲームにも用意されてある外からは見えない一時的な領域だ。急に街なかに人が現れれば周囲の人間をおどかしてしまうし、目だけでなく体を慣らす準備のための空間だ。一度深呼吸すると、枠から外へと踏み出した。
「ここが、始まりの街か」
石畳を踏んだ足の感触、視界が揺れるということもなく、極自然なことに感動する。自分の体だが自分の体ではない感覚に、すっかり気分は高揚していた。
[あなたは冒険の一歩を踏み出しました。しかし焦ってはいけません。システムメニューにマップがあります。開いて現在地をたしかめましょう。]
言われたとおりにシステム画面を呼び出す。正面を向いたまま目線だけ若干上を意識すると、半透明のタグが降りてくる。基本UIはaiPhoneと同じようだ。新たなサービスを浸透させるのに直感的な操作は大切なものだ。
マップアイコンをドラッグし小さく広げた。街全体の端に緑の点、逆の端に赤い点が明滅している。それぞれの点に注目すると、緑は自キャラ名が、赤には目的地と文字が浮かんだ。端に位置するのは、街の配置を観光しつつ覚えてもらうためだろう。そのチュートリアルが始まるらしい目的地、スターティングギルドへ向かうことにして歩き始める。
「おっとすいません」
いきなり近付いてきた人にぶつかりかけて驚いた。ゲームとは言え、すり抜けることはないようだ。それだけのことに感心してしまう。
「こちらこそ、よそ見していた。おや新米だね? まだ体が動きについていかないんだろう? この街でよく準備し、しっかり慣れておくんだぞ」
どうやらNPCの住人だったようで、素朴な格好の男は、やや棒読みな合成音で注意を残すと去っていく。新規プレイヤーには必ず声を掛ける役どころなのだろう。注意通りに基本的なことは見ておくかと、メニューを呼び出した。
設定アイコンを漁り、初期から搭載されてあるショートカット一覧を開く。簡易の動作パレットには、基本の攻撃動作などが収められている。慣れない初心者の内は役立つとヒント集にあったものだ。
特に武道の嗜みもなく、運動に慣れているわけでもない。子供のような順応性もとうに失った。自嘲気味に笑うと歩きながら、必要そうだと思ったアイコンを視界の端に置いていく。
動作の覚束ない恥は、初心者という言葉に甘えて初めに済ませておくに限る。始まりの街なのだから、慣れたプレイヤーもある程度は無視してくれるものだ。街なかを見学しながら、システムメニューを片っ端から試していくことにした。
さすがに攻撃に関する動作は制限されているようで、アイコンを選択すると視界の中心のやや上部に、[ここでは作動しません。]と表示される。
ステータスや所持アイテム欄のアイコンやらを次々と引っ張り出し、ある程度関連したまとまりに振り分けていく。
視界の隅がタブだらけで、モニターの端を埋め尽くすように貼られた電子付箋紙のように無意味なものと化していくが、慣れてくれば要不要も分かり減っていく。それを馴染んだ目安にするのも楽しみの一つだ。
武器屋や魔道具屋の位置を確認しつつ通り過ぎ、動作アイコンを一つずつ押していく。腰を屈めてそうっと歩いたり、さっと壁の隅に背中で張り付くかと思えば、万歳ジャンプをする。NPCは全く気にする様子はない。NPCは行動範囲が定められているようで、基本は同じ動作を繰り返しているようだ。ここも、あえて昔ながらのゲームに倣ってそうしているのだろう。活動時間のまちまちなプレイヤーにとって、役割をもったNPCにふらつかれては困るからだ。その辺はリアルさより利便性を取らねば、ゲーム屋も商売になるまい。
プレイヤーはこちらをチラ見してスルーしてくれる。やはり初めは皆こんなものだろうな。気が大きくなって、もう少しだけ挙動の大きなカテゴリーを開く。
そうして歩いていると中心部だろうか、真ん中に噴水の置かれた広場にたどり着いた。NPCよりもプレイヤーが多く集まっている。広場に面して店舗が幾つもあるが、通り沿いとは違い、喫茶、食事処が目に付く。プレイヤーの待ち合わせや、気の合った者同士がお喋りする用途だろうか。
もう一つ、プレイヤーが集まっている理由は、青空市場らしい。人が集えば取引も活発になる。場所の雰囲気から、自然とそのように利用されるようになったのだろう。この辺は、旧来のオンラインゲームとなんの違いもない。人間は人間だな。
マップによると元からNPCの物売りもいるようだが、NPCを示すオレンジの光点は一つだけだ。そちらを見れば、布を敷いて商品を並べたおじさんがいる。プレイヤーは、その周囲に並ぶようにして座り込み、電子看板を頭に浮かべていた。人とぶつからないようにか、看板の枠は小さめで、カテゴリーを表すアイテムアイコンと金額程度のメモしか掲げることはできないようだ。噴水の側では何かのエフェクトを飛ばしながら踊るグループもいるが、彼らの一人の頭上に看板が出ている。見学してるプレイヤーがそこにおひねりを投げ入れていた。一通り便利な機能は揃っているようだな。それらの光景に頬が緩む。
興味が湧いて近寄りかけたが、手持ちも初期の支度金だけで寂しいことに加え、まだ基本の知識もない。他のプレイヤーらと関わるには早い、先にチュートリアルだと進むと、フリマから少し離れた位置に、バスケットを腕に下げて立っている女性NPCの物売りが目に入った。買い物帰りの主婦といった感じの若い女性だ。他のNPC同様に素朴な印象は変わりないが、膨らんだドレスの裾からレースが覗いている。他よりもお洒落か、やや裕福な設定だろうか。人が周囲に居ないことを見るに、大したものは売ってないのだろう。
極々初期に買うくらいで、フィールドに出さえすれば嫌でもモンスターから手に入る類の物かと想像する。なんとなく初期に手に入れたものは捨てきれず、倉庫を圧迫して整頓するまで肥やしになるものだ。そこそこ慣れてくると、わざわざ拾いにいくのも面倒で、諦め気味にスタック最大値まで一括購入する類だろうか。ゲームによっては特定のジョブのみ必要とするものである場合もある。そういった寂しい店はありがちだが、ご多分にもれず、このゲームにも存在するということだろう。
ちょうど通りすがりにあるのだから、少しくらい覗いてみようかという気になった。また別のアイコンを押して、両腕をぐるぐる振り回しながら足を向ける。
「おおっと!」
次はどれだと並べたアイコンへ視線を上げ、足が急に浮いて驚いた。並んでいたアイコンはスキップだったが、現実とは違いやや高めにジャンプしたのだ。ぐるぐる腕を振り回していた行動が被さり、一瞬だが現実ならばとてもできないような動きとなった。これは愉快だ。
同時入力は受け付けないようだが、動作のキャンセルが出来るわけではない。ならば続けざまに押してみてはどうだ。あと少しでNPCの側に到達することから、つい意識が逸れる。
「おぉ?」
思いっきり、がに股でしゃがみ込むと同時に、両腕を前に引き寄せて手のひらを上に向ける。どんな動作だとアイコンを見れば[立ちちゃぶ台返し]と浮かぶ。今どき、ちゃぶ台て……。呆れつつ、その文字が消えるかどうかのタイミングで、無意識に次の動作を選択していた。
「う、おおおおお!」
急激に足が引っ張られて体が傾ぐ。わずかに遅れて浮かんだメッセージは[スライディング]だ。これまでの選択で、自動で立ち上がるのだろうと思っても焦る。
おかしいと思えば、やや大きめの動作カテゴリの筈が、大げさな動作カテゴリに移っていたためだった。
「ふ、ふおおおおお……!」
驚きから出た叫びを止められず見事に石畳の舗装路を滑り、[スライディング]によって[立ちちゃぶ台返し]へ移行し、胸に引き寄せていた両腕は解放される。
視覚はしっかり意識と同期していた。ゲームの中でも、時間がゆっくりと流れるような気分になることがあるんだなぁなどと頭で思いながら、あんぐりと口を開けたまま過行く景色を諦め気味に見送った。
[スライディング]は[スライディング]だった。
両腕が思いっきり上空を跳ね上げたところで、体は停止した。空を見上げて寝そべったままということだ。自動で起き上がってはくれなかったのである。
頭上で翻るレースのカーテンが青空を覆っていた。
やけにゆっくりと、レースは重力を計算し元の姿を取り戻す。膨らんだドレスの内側は、決してプレイヤーの知ることのできない鉄壁の空間だ。それから無表情に見下ろす女性NPCの目と合った。
遅れて現実感を取り戻した意識に、遠くからプレイヤーらのざわめきが届く。
「す、すみません。間違えました……」
システムメニューから、緊急ログアウトを選択する。
視界は即座に暗転した。
そして二度とこのゲームにログインすることはなかった。
***
一部実話です。
troll_online:プレイ未満レポート 桐麻 @kirima
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