華と師匠

《紀元2993年某日》


 あれは――――いつだったか。


 20年位前だったかな?私はとある名門一家の長女として生まれた。下に弟が一人。この世界で言えば、だいぶ幸せな家庭だったと思う。

うちの家系には『親の持つ才能をすべて継承する』っていう力があったから、生まれてすぐ殺されたりだの捨てられたりだのはしなかったし。いつごろから継承するようになったのかは知らないが、私が生まれた時期にはたいていの才能はほぼ取り揃えていた。

私も、なぜか絵画の才能を習得(って言っていいのか?)できなかった以外は知る限り全部の才能を持っているし。

ちなみに、私の蘇生因数は53万。

私の最後は老衰だろう。間違いない。

ちなみに、弟は蘇生因数が低い代わりに、特殊な力を持つ『ミュータント』って奴なので、五回。しかも、数回死んでるからあと2回ぐらい?

私の現在値は不明。さすがに一万回は死んでないと思うけど。ここまで前提。





 もういつだったかも覚えてないが、ある日、普通に(この世界での、ね。まあ、私は犯罪行為なんてしたことないが。)生きていた私はとある古本屋(これまた店名も場所も覚えてない。そのくらい昔。)でとある本を見つけた。

どんな使い方してたんだって位ボロボロの本だったが、暇を持て余した私はその本を手に取った。

確か、ゴシップ誌かなんかだった。でかでかと殺人事件を報道してて、物珍しがった記憶があるのだ。

その本の内容はいまいち覚えてないが、その本がこの世界で作られたものじゃないということが(材質とかから)わかり、私はとても心惹かれた。

幸いにして、私には『探し物の才能』なんてものもあった。大学を出た後、世界中を探し回って多くの異世界文献を見つけた。

調べていくうちに、私はこの世界に絶望した。






―――まだ若かった私は、世界を変えようと考えた。

世界の法則を少しでも変えられやしないかと修行に打ち込んだ。

政治活動とかもしたけど、無駄だった。まあ、そうだよね。この世界の法則にはとてつもない悪意を感じるし。なんというか、不幸な人がたくさん増えるように作った節がある。

ちなみに、異世界の文献でこれら全部の世界を作ったとされる『創造神』とやらの記述を見つけた時は修業がはかどった。

――あの一晩で何体の木人が破壊されたことか。会えたら一発殴りたいなぁ。




 ともかく、世界を変えるのは不可能だと気づかされた私は、それを否定しようと修行に明け暮れた。空飛んだり衝撃波飛ばせるようになれば世界の法則に勝ったといえるんじゃないか的な安直な発想で。

あと、異世界文献にはフィクションの漫画や小説もあって、無茶な修行に少し興味が湧いた。




 苦節二十年強。いろんなことがあった。

一か月瞑想を続けて餓死して、蘇生したり、滝に打たれてたら岩が降ってきて、つぶされて死んで、蘇生したり。体が悲鳴を上げても無視して正拳突きを大岩に打ち込んで、出血多量で死んだり、クマに戦いを挑んで返り討ちにあったり。

―――――私、死にすぎだろ。言ってて自分でも呆れるわ。

あの頃の自分はホント狂気に満ちていた。

あ、クマにはリベンジマッチを仕掛け、無事に倒したと言っておく。




 結論を言えば、無駄だった。


どれだけ修行を重ねても、私は飛べなかったし、衝撃波も出ないし、怪光線も出なかった。

所謂、人類の限界点に到達してしまったらしく、鍛えられた肉体は、これ以上は無理だと私に雄弁に訴えかけた。

それでも修行をやめないあたり、私は相当な阿呆だろう。

しかし、面白きことは良きことなり。

すっかり修行中毒になった私は今日もまた修行に励む。

三十路をとっくに超えた女の執念をなめるな。である。





 そんな風に修行を続けていたのだが、ある日、弟が訪ねてきた。

コンチクショウはすでに結婚し、3児の父となって幸せな家庭を築いているはずだ。

――当て付けか。この男と私は10歳近く年が離れている。

姉弟仲はあまりよろしくない。

嫌いあってるとかではなく、コイツが一方的に私を恐れているのだ。

別段迫害したわけでもなく、むしろ不良に頼まれたコイツを助けた記憶なんかもあるんだけども。



――――わからん。コイツは何にビビってるんだ?




あ、さすがの私も結婚式や出産祝いには顔を出しましたよ。

コイツの奥さんはすっごい美人だった。お葬式にも顔出した。

こんな世界でも、死者(完全なもの)でるんだよね――。




ちなみにコイツ、私より強い。

先に述べた『ミュータント』の影響だ。

『信ずるものは救われる』と言い、

本人の思い込み、認識を世界に押し付け、現実を書き換えるチカラ。

――常識の書き換えすら可能にするチート能力。

コイツは普段から自分の限界を高く見ているらしく、この能力でいまだに成長を続けているのだ。

コイツはわりかし常識人だから人間ちょっとやめたぐらいの力だけど。

ただ、コイツが私にビビってるので殴り合いは私が毎度勝つ。

この力、マイナスにも作用するのだ。




弟は私に頭を下げ、頼んだ。曰く、

「娘に修業をつけてください。私には不可能なのです。」

もちろん殴り飛ばしましたよ。はい。

そこで終わってればシングルファザーの苦悩で終わったんだろうが、弟は土下座をしてまで頼み込んできた。




冬の寒い時期、わが根城の山は豪雪地帯。

それはそれは見事な冷やし土下座だった。

しかも、子連れで来ているという。

たしかにコイツ、私が継がなかった実家のグループ企業継いでるし、時間ないんだろうなぁ。




そう思った私はとりあえず数日預かってやる約束をした。

てっきり三人(16、10、7全員女の子)ともかと思ってたんだけど、末っ子だけだという。




ますますコイツが何をしたいのかわからん。

私を格闘技の師範かなんかだと思ってんだろ。

まあ、子供に罪はない。その子、華ちゃんはしばらくうちで面倒を見ることにした。




華ちゃんは、美人だった母親に似ていて、まごう事なき美少女だった。

大きな目は混じりのない、綺麗な漆黒で、腰のあたりまで伸びた髪も艶やかな黒。

顔のパーツの形もバランスも申し分なく、十人が見たら全員が満点を付けるであろう美少女。体つきが少し華奢なのが気になるが、人形のようというか、完成された何かがそこにあった。




少し表情が暗いのが気になるけど、幼くして母親を失ったんだし、当然かな?

まあ、吹っ切れってのも無理な話だよね。




さてさて、とりあえずは修行。

教えるのは何でもいいとのことなので、とりあえず格闘技を教えてみる。

まずは正拳突きでも教えようかな。

実演というか、お手本としてまずは私がやってみる。

「いいか?腰を落として……回転を意識しながら……こう!!」

体が正拳突きを放つ。そのあとに音が鳴る。

かつて狂ったように正拳突き放ってたらこうなったんだけども、音速を越えてるってこと?

「伯母様―――つまり、音を置き去りにするんですか……?」

違うそうじゃない。




今度は少しゆっくり目に。正しい動きを意識しつつやってみた。

そもそも、私は理論派じゃないしなぁ。形だけ真似してできるようになったこととか多いし、才能ありきの方法なんだよ。

―――――ともかく。

「わかったか?やってみろ。」

修業にいそしんでゴリゴリの体からは想像もつかないかもしれないが、私は可愛いもの、小さいもの、特に女の子が大好きだ。

結果緊張して、どこぞのえらい師匠みたいな喋り方になってるけれど。






さて、華ちゃんの実力は……





――――――唖然とした。

全然、なっちゃいない。それどころか、動きを真似してるとは思えないぐらいだ。

正直、あり得ないぐらい下手。

運動音痴をアピールする女子みたいな動きだ。

おかしい。弟にしろ、私にしろ、格闘技の才能を持っている。

というか、私は華ちゃんの姉の桔梗ちゃんと格闘技の試合をして引き分けた経験がある。うちの家系的に受け継いでないのはおかしい。

あのバカの実子であることは間違いない。

私はこの子の誕生にも立ち会ってるし、そもそも年に数回は会っている。





なぜだ?

華ちゃんはああでもない、こうでもないと動きを繰り返している。

――――

聞けば、どんな動きをすればいいか、頭ではわかっているようだ。

だとすれば、思い通りに体を動かせないのだろうか。

――――いろいろと検証してみよう。








――――――結論から言えば、この子はどこかおかしい。

あの後、さまざまなテストを行った。

説明を理解する能力はバツグン。むしろ私の説明の至らない点まで補完していた。

正確に体を動かす能力はもはや神業の域だ。体を2度傾けてとか、左手を0.1ミリ持ち上げてなんて無茶な指示すら完璧にこなしていた。

その他の能力も十分どころか、人間とは思えないレベルでこなしていると思う。


―――それなのに。

さっきの正拳突きは全くできないし、それ以外の型も全然できない。

射撃や剣技なんかにも挑戦させてみたが、全くダメ。射撃に至っては、的に一発たりとも当たらなかった。





なんというか、呪われてんじゃないの?ってレベル。

とにかく、これは難儀だと思いながらその日は正拳突きの練習に終始した。

最後の方では少し上達が見えてきたが、それでも初心者以下だ。






その日、華ちゃんはずっと浮かない顔をしていた。

翌日。5時くらいに起き、食事を準備して、本日の修業に。

華ちゃんも起きていたので、練習する。









―――――――――唖然とした。昨日とはまた別のベクトルで。






完成していた。

動作も、体重移動も、何もかもが完璧。私が数年修行してようやく届いた領域。

たった一晩だ。

それだけしかたっていない。

「えへへ。どうです?昨日の伯母様とおんなじ動き、できるようになりましたよ!」

「あ、ああ。………すごいな…。完璧だ…。」

「ホントですか?!」

無邪気に喜ぶ華ちゃん。人間、寝てる間に情報を整理し、成長すると聞いた。

この子はもしかして、寝ると成長するとか、そんなかんじの体質なんだろうか。





その日も修行を付けた。相変わらず病的に下手だったが、数日たてばできるようになっている。

さすがに正拳突きの時ほどの域には達していなかったが。






弟との引き取り期日が翌日に迫った日。

私は、華ちゃんは弟のもとに帰そうと思っていた。

正直、私じゃなくても大丈夫だろう。この子なら一人でもできるはずだ。

私のこの考えは思いっきり間違いだった。

なんというか、この子、一人にしちゃダメなタイプだったのだ。






――――その日、華ちゃんは倒れた。






理由は単純。オーバーワーク。

それにすら気づかないとか、私は師匠失格だ。

華ちゃんを尋問したところ、こっちに来てからほとんど寝てないことが判明した。

とりあえずベッドに寝かせ、詳しい話を聞く。







――――何のことはない。寝ないで努力した結果だった。

「……なぜそこまでする」

「…………」

「だんまりか」

「……私には何の才能も有りません。だから、頑張って……頑張り続けないと!!」

泣きながら彼女は言った。





「いくら寝ていないとはいえ、常人ではありえない速度で成長している。何も焦ることは…」

「いい加減なことを言わないでください!!」

そう言って彼女は私を追い出した。

結局その日は何の話も聞けないまま過ぎてしまった。




「さて、私に話していない事情があるわよね?話しなさい。」

翌日。弟に開口一番、告げる。

華ちゃんはまだ眠っているらしく、部屋から出てこない。

「…わかりました。すべて話します。それよりも、すみません。」

「それは、事情も話さずに私に押し付けたことへの謝罪?」

「はい。」

「……そう」

一発、踵落としを下げられた頭に叩き込む。自分でも引くくらいの手ごたえが伝わり、弟の顔面は雪の降り積もる地面に叩き込まれた。






「これでチャラにしてあげるわ。」

「手厳しい……。私じゃなければ大怪我してますよ……」

「このレベルで蹴らなきゃあんたは怪我一つ負わないじゃない。」

実際、私の七割ぐらいの一撃を喰らって、鼻血を出しただけで済んでいるし。

以前よりも頑丈になっているあたりが腹立たしい。





「……はぁ。お茶くらいは出してやるわよ。」

とりあえず、家(山小屋)に入れてやる。






「華ですが……ミュータントとして生まれています。」

「遺伝すんのアレ?」

「3人中2人がそうですから、その可能性も……」

へえ。ミュータントって遺伝するんだ。

というか、真ん中の子がミュータントなのは知ってたけど、華ちゃんもだったのね。






「で?一体どんな力を持ってるの?あの子は。」

「『夢幻にして無限の因子』――――――無限に成長する能力です。」

「はぁぁ!?」

「『計測』の結果そう出たのです。私も正直半信半疑で…」

なに?つまりどこまでも成長し続けるってこと?







「今のところはっきりしてるのは、あの子の成長速度が極端に遅いこと、『才能』を一つしか持っていないことくらいです。というよりは……」

「マイナスに働いててもおかしくない?」

「その通りです。下手に才能のない人間よりも成長が遅い。」

「というよりは、呪いでもかかってんじゃないかってレベルよ。」

「あの現象さえ乗り越えれば問題なく成長し始めるんですが……」

無限に成長できる代わりに、ゼロどころかマイナスから努力しないといけないってことだろうか。





「上の子たちは才能をしっかり引き継ぎ、成長している分プレッシャーになるらしく、いったん距離を置かせてやろうとしたのですが……」

「……教えるんじゃなく、止めるのが私の仕事だったってわけね。」

「すみません。しかし、華がいる場所で説明も出来ず…」

「……あと。少し前にが来たんだけど、それも関係してるのかしら?」

「ええ。うちの血族を狙っている連中がいるそうで。姉さんのところであれば安全面も心配ないんです。私も多忙の身でして……」





うちの家系がその手の連中に狙われることは多々ある。

特に、コイツの娘たちはかなり蘇生因数が低い。ボディーガードもかねてといったところだろう。

「そりゃ可愛い姪だもの。構わないけど……。そういや、あの子、反射神経とか精密動作とか模倣とか、その辺は神業レベルだったけど?」

「ろくなこともできない親でしたが……私の能力を使った上でちょっとした訓練をさせました。」

「ホント万能ね……あんたの力は」

他者の能力の成長にも起因するとか、幾らなんでもチートすぎる。





「本来であれば私が面倒を見てやらねばいけないのですが……


――――恥を忍んで頼みます!姉さん!あの子を導いてあげてください!家内だけでなく、あの子にまで先立たれては私は!!」

「あの子……」

「華に。」

「…………はぁ。なんか勘違いしてるわよね。アンタ。」

「?」

「私があんたの頼みを断ったことあった?」






何の誤解をされてるのか知らないが、私はこの不器用な弟のことは嫌いではない。

――――それに






「あのヒトからあんたと娘をよろしくって頼まれてんの。任せときなさい。」

彼女の最期の願いを袖にはできないから。









「また、修行か?」

「うぅ……」

ばつが悪そうな顔をする。






華ちゃんは、私が作った簡易射撃場(笑)にいた。

「派手に体を動かさない射撃なら……とでも思ったんだろうが、反動で肩を痛めたりもする。長時間はだめだ。」

「…回復力も、無限に増強するんです……。」





そう言って見せてきた華ちゃんの手(昨日剣術の訓練をした際に血豆だらけになっていた。)にはもう傷一つない。

つくづくとんでもない能力だ。





「知っているさ。だが、その力は将来の力を確約するようなものだろう?なぜ焦っている?」

無限に成長するということは、時間さえあれば絶対に強くなれるわけだ。

「……もう、後悔したくないんです。」

「お母さんを守れなかったことね。」

「!!」







――――この子の母親はこの子が五歳のころに、殺されている。暗殺者から華ちゃんを守ろうとしたらしい。

とある理由から、激動の人生を歩んできた彼女にはもう、あとが無かった。それだけの話。

でも、華ちゃんはそのことで自分を責め続けていたのだろう。






「――――その通りです。あの時みたいな思いはしたくないんです。私が弱かったから、お母さんは!」

「だから、強くなりたいの?」

「そうです!皆を守れるくらい、強く!また力不足で後悔したくないんです!だから、すぐにでも強くなりたいんです!立ち止まってる暇なんて!」






焦る理由はわかった。彼女の抱える問題も。

だったら私のやることは?

「そう。それなら鍛えてあげる。貴女が強くなれるまで、あなたの代わりに大切なものを守ってあげる。」

――――解決策を与えるぐらいだ。







「本当に?」

「ホントホント。どれだけかかっても待っててあげるから。」

「…………」

「華ちゃん。貴女には才能があります。」

「………努力の才能……ですか?

―――――こんなもの、信じられないです。あやふやで……」






先ほど弟から聞いていた、華ちゃんの持つ唯一の『才能』。

それが努力の才能だ。確かにそれは何らかの技能ではない。そこにたどり着くための手段だ。でも、




「努力するっていうことは、本当に難しいこと。終わりのない目標を持てば特に。絶対にあきらめそうになる時が出てくる。そこで頑張れた人だけが成功者なの。」

「どりょ…く…」

「そう。私だって、そこで頑張るための才能は持ってない。きっと私なら、あの正拳突きはあの境地に達する前に、いえ、できるようになる前にあきらめてた。才能が無いから仕方ないってね。」

「伯母さん…」









「あなたに与えられた才能は、きっとこの世で貴方にしか与えられてない、神様からの贈り物。存在するはずのない奇跡の才能。誰もその価値に気付いてなかったけど、私にはその価値がわかる。あらゆる才能を持っていてもかなわない。私が欲しかったもの。」

壁にぶつかったとき、人はそこから足掻こうとする。

だが、百回、二百回、果てしない回数壁にぶつかったとき、その壁を越えようと努力できる人間が果たしているだろうか。

少なくとも、私にはできなかった。結局壁を越えられないと気づいたあの日から修業の日々は惰性で消化するものになった。もしあの時、さらに研鑽を続けていれば。肉体もピークをとっくに過ぎた。

―――いまだにそのことは後悔として残っている。







「華。あなたに与えられた才能は、諦めない心その物よ。」

「あきらめない…こころ…?」

「そう。『努力』の才能があるんでしょう?だったら、みんなを守れるようになるまで、頑張れるよ。その才能はきっと、たくさんの才能よりも価値のあるもの。」







―――――努力をする。

誰でもできるように思えるけど、限界の状態に置かれたときそれができるのは、ほんの一握りの人だけだ。

無限に成長する能力に、努力の才能。

この子は果たして、どこまで強くなってくれるのか。

私が果たせなかった、この世界の法則に打ち勝つという夢をかなえてくれるかもしれない。









いや、そんな打算的なものじゃないな。

私は、どこまでだって頑張ろうとする、この子の性根を、気に入ったのだ!!

「まだ、頑張れる?華。」

「……頑張れる……頑張ります!伯母…いえ、師匠!!」

華ちゃんは力強く言い切った。










 私が誇りにする弟子との修行の日々はこうして始まった。

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