第6話

遥 行こう!

翠来 …。

遥 よっしゃ、戻ってきたぜ!

翠来 …またね、遥くん、一緒に話してくれてありがとう!

遥 翠来…?バカ!早く出て…

バタン…。

扉が閉まり、夢世界と現実が再び別れる。


遥 翠来…。


それ以降、遥は翠来と会うことは一度もなかった。


それから10年後


遥 蛍さん、あなた、夢少女ですよね。

蛍 あれ?今頃気付いたの?

蛍 私は夢世界が壊れる時に開かれる扉から出てきて現実で生きてる夢少女、

遥 夢って、楽しいんですか?どうして夢はわすれてしまうんですか?

蛍 夢は悲しいことだって、楽しいことだって、あなたの想像なの。

夢を忘れるのは、

現実を生きて欲しいから。

もっと立派に、胸を張って、生きて欲しいから。

空想なんかに囚われないで欲しいの

そんな立派な人に私はなれなかったの

だから、

後悔なんてしないで、

今を生きて…



完結。


ここまで読んでいただきありがとうございます!

最後は皆さんへの言伝とさせて頂きました。

また書くのでよろしくお願いします!

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春風に誘われて… 蛍。+☆ @kasamusi

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