第三章暴力美少女を愛してみたい...

「せんせーい!お久しぶりです」


「そ、そうだな...」

理科のお久しぶりはお久しぶりじゃないんだよな....現に一昨日も家に来てたし。


「今日はどんな用事で来たんだ?」

どうせいつも通り適当な理由なんだろうな。


「そうです!そうです!今日は理科の新しい担当さんを紹介しにきたですよ!」


「新しい担当!?理科1ヶ月前に担当変わんなかったっけ?」


「何故かみんな怖いとかいって辞めてっちゃうんですよね。何ででしょうね?」

それはお前が正拳突きをするからだと言いたかったがそれを言うと正拳突きされそうだったので心の中だけで言っておく。


「気を改めましてこちらが新担当冨原美環(とみはらみかん)ですよ!」


「冨原美環と言います。これからよろしくお願い致します。」


「冨原美環さんってあのラノベ作家の冨原美環さんですか!?」


「はい!そうです。」

何故ここまで岡澤が驚いているかというと冨原美環は大人気アニメ親友の心臓を食べたいのラノベ原作を書いた人だからである。


「なぜそんな人が理科なんて担当に?」


「なんてって酷くないですか!?」

そりゃ理科も一応人気作家だけどレベルが違うからな。


「理科先生とは元々Twitter友達で私がちょうど担当をやってみたいと言うことで理科先生の担当になりました」

理科ってTwitterやってたのか。それよりも俺もTwitterで冨原先生とTwitter友達になりたい......


「それでなのですがせんせい勝負しませんか?」

「勝負?なんの?」

喧嘩とかだったら勝てる気がしないけど......


「テーマを決めて担当と協力しどちらが面白いラノベを書けるかの勝負です」

「は?」

この小娘何言ってるの?


「勝てるわけないだろ!?あの冨原美環さんが居るんだぞ?」


「そ、そんな....私を褒めてくださるなんて/////」


「おにたん......じゃなかった!栗原担当どうしますか?」


「今鬼担当って言おうとしてなかったか?

まぁー良いが何か勝った時の賞品とかあるんですか?」

この人本当にそういうの好きだな。


「賞品は1ヶ月間のあいだ負けた方の作家は勝った方の作家のお手伝いをやるです」


「のった!」


「栗原担当!?何勝手にきめてんですか!?」

何でこの人こんなにのりのりなんだ......


「なら明日から1週間の期間の間で協力して書くこと!」


「お互い頑張りましょう」


「おう!」

そうして意味のわからない勝負が始まってしまいました。

てかテーマまだ発表してないよ!?

え?次の話で発表?じゃあ大丈夫だね!

バイバーイ!

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幼馴染を愛してみたい... あば @Karen_0801

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