　一人称は、地の文が主人公の思考として書かれます。

　三人称は、ナレーターの語りで書かれます。

　三人称は、ナレーターの性格で色々とタイプが分かれます。ざっくりと三つ挙げておきますと、「ゴースト」「カメラ」「ゴッド」になります。それぞれちゃんと名称ありますがややこしいのでパス。

　ゴーストは一元視点ともいい、主人公など誰か一人に憑りついている地の文です。

　カメラは上空から見ているような地の文です。カメラは無機物なので意志がなく、これの地の文は思考を持ちません。ハードボイルド視点ともいいます。

　ゴッドはまんま神視点といい、こちらは逆に全てを見透かします。

　厳密に守れている作家はプロにもあまり居ないそうなんで、そんなに気にしなくて大丈夫です。普通はこの三種類のどれかの「亜種」です。

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