台詞と地の文

 聞いたことがあると思いますが、一人称とか三人称って何でしょう。


 小説には「」で括られた台詞と、それ以外があります。それ以外を地の文といいます。「」は誰かが喋った言葉を書き込んであるので、現実に話すように書いて大丈夫です。しかし「」だけでは誰が話している台詞なのか解からないので、台本だと上に名前が振ってあります。小説ではもう少しオサレにします。もちろん、小説では上に名前を振ったらアカンという事ではありません。


 台詞以外の、一切合切(風景とか動作とか説明とか、とにかく台詞以外ぜんぶ)というのが地の文と呼ばれます。


 この地の文の書き方の規格の名前が、一人称とか三人称です。それぞれまた細かく色んな規格に分かれていたりします。電化製品じゃないので、規格違いを混ぜたとしても、ショートを起こしたりはしません。


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