夢の中で夢を見たときの話
第11話 夢の中で夢を見た時の話
夢から覚めた。場所に関する夢であったと記憶している。
少し本を読むと、外から音楽…聞こえるはずはないのだが聞こえた。水色の光に似た音楽だった。
もう一度寝るか迷う。…夢から覚めた。
妙にふわふわとした心地だ。目に映る映像も幻覚に似ている。なにか病気か…医者…[妙な医者の映像]…夢から覚めた。
だんだんとまた、ふわふわとした感覚に襲われる。
やはり病気か、母親に言おうと思ってベッドから飛び降り隣の部屋に行こうとする。
やはり「ふわふわと」飛び降りたのである。何かがおかしい。これは夢か。いや、思考速度が遅くなっているのだ、そうに違いない。目にはなにも映っていない。音は聞こえる。うまい場所に着地し、動き、扉を、うまく、開けた。
母がいたかは分からないが、状況を伝えた…「!!!」「お母さん!!!目がフリーズしている!!!」……ああ、ここはどこだ、自分の部屋、ベットの上。夢から覚めた。本がある。病気ならやはり母に言った方がよい。
いまはまだふわふわとしていない。ベットから飛び降りようとする…やはりふわふわと、行動は著しく遅く落ちていくのだった。
音は聞こえる…扉を開く…ここはどこだ、自分の部屋、ベットの上。誰かに戻されているのか、精神がおかしくなっていたとしてもこの状況は説明できない。夢なのか。夢…考えたことが現実になってしまうような…いやな考えがよぎる。
ここに誰かいる。(考えるな、考えるな)現実感…ふわふわと飛び降りた。音は聞こえる…扉を開く…ここはどこだ、自分の部屋、ベットの上。恐ろしい幻覚がちらつく。紙に書こう、そうすれば…紙はどこからかあらわれ鉛筆も手に握られていた。そして思い浮かんだ…ひどく抽象的な文を書きなぐった。ああ、本がある。またふわふわと飛び降り。ゆめからさめた。(2014/3/19) 追記:またこの夢を見た。前回の「起きた記憶」を使われたのでタチが悪かった。
暗く雨がふる街
おれと友達は事故にあったぁ、友達は救急車で運ばれたぁ!おれを運ぶ人は居ないのかぁ…青い車!誰だか分からないがありがとう。
一転、明るい道
いや、青?本当に青?背面がピンクだったり?……青だ。紛れも無く青い車だ。(言い忘れていたがオレは生物種的にはゾウに属する)おれは車の主に世話され、幸せに暮らしましたとさ。でも、耳から脳をスポンジ状の物で掻き回すのはやめてくれ。
豚が空を飛ぶ、架空生物、コウノトリ(練習) Bug3 @ayu-mushi
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