一難去ってまた一難と言いますが、多くの場合、二度目にくる災難が厄介ですよね。
現場を目の当たりにし、かつ、時間の猶予がないなかでの決断はヒリヒリするものがありました。社長という立場もストーリーに重みを持たせていると思いました。目の前に迫る危機、自分の後ろには誰もいない。自分で判断するしかないプレッシャーは相当だと思います。
問題は山積みのようですが、手に汗しながら読ませていただきます。
作者からの返信
小森様:ネタバレですが、この先の2-5で、「後がない」、社長という立場の何たるかについて、本社社長の熊田に語らせる部分が出て来ます。この点は、この物語で私が織り込みたかったエッセンスの一つなんで小森さんからコメントの中でピックアップ頂けたのは嬉しい限りです。(2−5は、明日の夜に UP予定です)
会社の財産の「精密工作機械」をその場で守り抜くのではなく避難させる決断をするのはきっと大英断だったんでしょうね。
でもそうですよね。「どこに逃すか」ですよね。
本当にノンフィクションだというのがただただ恐ろしいです。
作者からの返信
行くも地獄、止まるも地獄、ってやつですね。