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2018年1月1日 08:04
第四章は変化に富んでいて、最後まで目が離せませんでした。でも、第四章だけでなく、ここまでずっと面白いです。古典的な日本語の良さが散りばめられた(それでいて読みやすい)地の文、思いっきり現代風に振り切った軽妙な会話文。私は歴史好きながら、この時代の宮中の位や暮らしぶりがよく分かっていないんですが、それでもスルスル頭に入ってくるのは、帆乃風さんの中で知識が消化されきっているからだろうなと感じました。こういう現代語訳がついた教科書で勉強したら、古典嫌いの中高生は減るでしょうね。お正月に読むのにぴったりの作品、続きも少しずつ楽しませていただきますね。
作者からの返信
お読みいただいて、ありがとうございます。 おなじ日本とは言え、平安時代は1200年も前の貴族の世界。今の日本に残る文化は鎌倉より始まる、武士の文化です。数多くある源氏絵巻も、ほとんどは以降の時代に描かれたものとあって、その生活を知るすべは書物しかありません。 なるべくわかり易くと心掛けて書いたつもりなのですが、なかなかに難しく、難解の箇所も多いとおもいますが、以降も宜しくお願いします。
第四章は変化に富んでいて、最後まで目が離せませんでした。でも、第四章だけでなく、ここまでずっと面白いです。古典的な日本語の良さが散りばめられた(それでいて読みやすい)地の文、思いっきり現代風に振り切った軽妙な会話文。私は歴史好きながら、この時代の宮中の位や暮らしぶりがよく分かっていないんですが、それでもスルスル頭に入ってくるのは、帆乃風さんの中で知識が消化されきっているからだろうなと感じました。こういう現代語訳がついた教科書で勉強したら、古典嫌いの中高生は減るでしょうね。お正月に読むのにぴったりの作品、続きも少しずつ楽しませていただきますね。
作者からの返信
お読みいただいて、ありがとうございます。
おなじ日本とは言え、平安時代は1200年も前の貴族の世界。今の日本に残る文化は鎌倉より始まる、武士の文化です。数多くある源氏絵巻も、ほとんどは以降の時代に描かれたものとあって、その生活を知るすべは書物しかありません。
なるべくわかり易くと心掛けて書いたつもりなのですが、なかなかに難しく、難解の箇所も多いとおもいますが、以降も宜しくお願いします。