目の前で夫婦じゃないと言われた二人に「清らかなまま?」と聞き返すキリアン青年に、逆にある種の育ちの良さを感じてしまいました……。
でも、もう追手がくるなんて~!(><)
作者からの返信
以前のエピソードでオムレツなんか焼いてましたが、実はキリアン、高位の貴族のおぼっちゃまでございます。
追手も必死です。キリアンは……おぼっちゃま育ちなので、焦る、と言うことを知らないようです(汗)
シルルースの、普通でない、大変な過去が明かされたわけなのですが、そのことで逆にぐっと身近に、普通の女の子に感じられてきました。凄く純粋な子ですよね。
そして、ついにキリアンの追手が来てしまいました。来ないわけがないとは思っていましたが、もう少しシルルースと親しくなってからがよかったなぁ、なんて……。
レイスヴァーンとハーラン。何やら癖のありそうな人物です。どうなるんでしょう?
作者からの返信
そうなんです。シルルース、本当は普通の女の子として生きたかったんです。でも、周りの大人たちがそうさせてはくれなかった……悲しいですね。その分、ザルティスに甘えさせてあげようと頑張っております。
ハーランは、「最果て」の自称語り部パルヴィーズが、勉強大好きなもやっしっ子になったイメージです……上手く伝わっていると良いなあ(汗)
果たして、キリアンはシルルースと親交を深めることが出来ずに、追っ手に捕まってしまうのか!? つづくっ!
更新あるかなあ♪と、11時くらいになると、ぽちぽちチェックしていました(笑)
シルルースの過去が明らかになってきましたね。
つらい過去を背負い、心が頑なに強張るようす、ときに顔を見せる脆さに心がいたみます。
そしてまた不穏な空気をまとった人達が……。
独特の魅力をはなつ彼らが次回、どうするのか、気になります。
作者からの返信
ぽちぽちチェック、ありがとうございます(笑)
私のカクヨム出没時間をよくご存じで……日本時間の夜11時は、こちらの朝10時(夏時間)。朝のバタバタが終わって、人間も犬猫もくつろいでいる時間帯なのです。
不穏な空気をまとってましたか。うーん、そうか。
レイスヴァーンは「壮年期の、ちょっと危険な雰囲気を持つ傭兵(妖獣狩人は副業)」と言う設定なんですが、皆さん、「壮年期」って何歳くらいのイメージをお持ちになるのか興味深々でございます……オッサンじゃない事を祈る!
序章でシルルースを追放した「あの人」が、キリアンじゃなくてよかったと思っています。ここで助けてもらっておいて、後年裏切るのか……と疑っていました。
私はキリアンを応援したいですね。彼は好青年だと思いますので。
シルルースは、自らが失明の不幸と闘っているからか、不幸と闘わない人間を許せないみたいですね。一方、キリアンは、そもそも不幸に耐性がない。猫の人の気配りがなかったら、このパーティーは敵を前に仲間割れしそう。
作者からの返信
ちょっと世間知らずの、心優しい高位の貴族のおぼっちゃま。それがキリアンです。長剣なんか抱えてますが、剣の腕はからっきし。
シルルースはですね、生まれも育ちも恵まれていない中、自分の力で生き延びてきました。何度も「逃げ出したい」と思いながら闘い続けた彼女には、キリアンのような心の弱さが許せないんでしょうね。
猫の人……! 確かに、ザルティス、「胡散臭い猫」ですし。気が良くてお節介焼きな「妖魔」ですが、全く貫禄ないですよね(汗)