はじめは慣れない単語が多く出て来て戸惑うものの、慣れるとグイグイ惹き込まれます。ダレるところがない。キャラ同士の小さい関係と、国同士の大きい関係など大小の設定がしっかりしていて、安定感があります。
個人的には必殺技が多種あるなか、短剣の技のように、なぜその技をそこで使う必要があるのか、というのが明確だといいかなと。殺さずに戦闘不能にするには影で潰す技ではなくこれしかない、みたいに。
妖精鉱やそれで作られた武器を拝領するなど、男心をくすぐられる要素が多く、今時珍しく硬派なストーリー、よって一歩引いた視点ではなく感情移入が楽しめます。続きが楽しみ。