きっかけの二冊 

(´・ω・`)ノ やあ。


(´・ω・`) いくよっ!


(´・ω・`)ノ きっと皆には「胸に刺さってる一冊」と「書き始めた理由の一冊」があるんじゃないかと思う。


(´・ω・`) 「胸に刺さってる一冊」は子供のときや思春期に読んで人生観というか物凄い衝撃を与えた作品。良いとか悪いとかじゃなく、忘れられない一冊みたいなものがあるんじゃないかと思う。


(´・ω・`)ノ 僕の場合はね、「ぼくが恐竜だったころ」だね。


(´・ω・`)。。。(胸踊る荒唐無稽なSFモノにみせてアノ終わり……児童書かよっ!?)


(´・ω・`) かあちゃんに読んでもらったなぁ……! 


(´・ω・`) 理由は分からないけど、私の原風景のような気がするね。


(´・ω・`)ノ まあ。コッチは小説書きでなくてもある気はするんだよね。 


(´・ω・`) でだ、次に「書き始めた理由の一冊」ね。


(´・ω・`)ノ これは「モーレツに好きだったり」逆に「死ぬほど嫌いだったり」と意見が分かれるヤツ。とにかく、小説書きが筆を執る際の燃料になった品だね。


(´・ω・`) 前者ならわかりやすいのは二次創作。あるいはオマージュ作品。とにかくそういうものを書かずにはおれんっ!! てな調子で書きだしたって訳さ。


( ˙-˙ ) まぁ、私の場合は後者なんだがな……


(´・ω・`)ノ もしドラ……


(´・ω・`) もしドラだよっ!?


(´・ω・`)ノ イチオー、アレが好きな人のために退避スペースは設けるよ。


(´・ω・`) 罵詈雑言気になる方は次のエピソードに行ってくれ。




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(´・ω・`)ノ 僕は元々は読み専だったんだ。


(´・ω・`) 小説を書ける人には何か特殊で特別な才能が備わっているものだと信じて疑わず、書こうなんて思ったことがなかった。


(´・ω・`)ノ けど、もしドラはそんな想いを打ち砕いていったんだ。悪い意味で。


(´・ω・`) もうね、読み終わった時の KYO☆MU☆KAN!!


(´・ω・`)ノ なんだあれ!? 精神と思考をフードプロセッサーにかけられたようなアノ気分!!


(´・ω・`) 読めるんだよ! 文体が辛いとかそういうのは読めるレベルにはなってたから違うんだ!


(´・ω・`)ノ 村上春樹読めねぇ、とかとは違う。頭に入ってくるのに精神が溶ける? そんな感じ!


(´・ω・`) とにかく……KYO☆MU☆KAN!!


(´・ω・`)ノ 物語に書き切れなかったとか、載せきれなかった想いとかはおそらくないんだろう。つまりもしドラは100%の内容で俺にぶつかってきたんだ。


(´・ω・`) なのにKYO☆MU☆KAN!!


(´・ω・`)ノ とにかく落ち込んだよ。深く傷つきすらした……


(´・ω・`) なんであんなもの買って読んだんだ俺、とか。


(´・ω・`)ノ あんなものがベストセラーなんて日本は腐ってるぜ☆とか。


(´・ω・`) 読み終わった本に「金と時間返せっ!」と罵声を浴びせたのも人生初だった。


(´・ω・`)ノ その時、俺の心のなかでナニカが囁いたんだ。



 こんな 酷いことが 赦されるのなら 

 俺にだって 資格があるはずだ



(´・ω・`)ノ もしドラインパクトが俺のスタート地点かもしれん。


(´・ω・`) 嘆かわしいわぁ……!!

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