後日談
私たちは不法投棄によって故郷に戻ってくることが出来た。
どれくらい振りなのかわからないがかなりの時間が経っている。
久し振りの故郷は相変わらず緑が生茂っており、拓けた一角に佇む工場には多くの蔦が絡まり、自然に侵食されていた。
その光景は美しさすら感じさせる。
舗装された道の脇に名も知らぬ花が鮮やかに咲き誇っていた。
道の傍らには、辛うじて「○✕ベーカリー」と読むことのできる看板が寂しく佇んでいた。
探検ベーカリー 小暮悠斗 @romance
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます